キングス 75(23-13.14-16.22-14.16-16)59 宮崎
【スターティング5とマッチアップ】
37並里成(172cm) – 34大城弘樹(172cm)
32山内盛久(173cm) – 1ラリクエス・カニングハム(198cm)
9小菅直人(187cm) – 14大塚裕土(188cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 3小島佑太(192cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 31アブドゥーラ・クウソー(206cm)
【観戦記】
個人的に宮崎は好きなチームですけど、シーズン中盤のこの時期にヘッドコーチの交代やエースの離脱を経験しています。客観的に見て、今節は西地区の首位と最下位の対戦、しかも首位のホームゲームですから、きっちりと力の差を見せつけてキングスが勝利するものと思っていました。
しかし、残念ながら今日もキングスのアウトサイドシュートは不調。外角シュートは水物とはいえ、第1Qからテレンス・ウッドベリーを投入する事態となります。
対する宮崎は外国籍選手が3人しかおらず、体力を温存しつつファウルトラブルを避けたいところ。加えてキングスのアウトサイドシュートが決まりませんから、必然的にゾーン主体のディフェンスを敷きます。
外角が決まらなければインサイドに活路を見出したいキングスですが、ジャーフロー・ラーカイのポストプレーに対しては体を当てて押し出すディフェンスで対抗されます。ミドルポスト or ローポストでラーカイがボールをもらい、エンドラインと平行に移動してフックシュート、という一連の流れに対してはどのチームも対策が進んでおり、ここの1on1で得点を奪うことが難しくなってきました。
となると、キングスの生命線としてはやっぱりファストブレイクなんですが、せっかくブレイクの走りだしが良いにも関わらず、ボールが追いついていかない状況がここ数試合続いています。
データを取っているわけではないので印象で述べますが、ブレイクの際に必ずPGを経由するというチーム内のルールがあるんでしょうか?
並里や菅原といったキングスのガード陣はディフェンスリバウンドも頑張る選手なので、ブレイクの参加に一歩二歩遅れる場面があります。場合によってはルーズボール争いで転倒している場合もあります。それでもガードの上がりを待ってからブレイクを始めているので、せっかくフォワード陣が前線を走っているにも関わらずそこへボールが通らず、結果としてブレイクのチャンスを逸している場面が多いように思うのです。
ガードを経由することで責任の所在がはっきりする反面、ショータイムの回数は減っています。相手のディフェンスが良くてブレイクを出せないというのならば仕方ないのですが、自責でブレイクを出せていないケースが多いように感じています。
その点、マックはさすがというか、ガードがマイナス角度で「ボールをくれ」と合図しても、ブレイクのチャンスであれば最短距離でボールを前線に放り込んでくれます。問題は、マックがベンチに下がっている時間帯に訪れます。
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コメント
コメント一覧 (3件)
所感 毎回 楽しみにしてます! 昨日の試合でも数回 ガード経由のブレイクになった為 リズムにのれなかったのがありましたよね…? バスケ経験者では無いので詳しい戦術は全く分かりませんが 今 行けたんじゃ… って感じる事がありました。
久しぶりに スカッとする試合&100点ゲームが見たいなぁと思います(≧∇≦)
さばにさん質問です。
ブレイクってどんなプレイ何ですか?
バスケ無知なんで教えて貰えたら有り難いですm(__)m
ブレイク=ファストブレイク(速攻)の意味で使いました。