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【所感】キングス-宮崎シャイニングサンズ(2/10)

山内盛久
キングス 78(21-12.13-16.26-9.18-18)55 宮崎
【スターティング5とマッチアップ】
37並里成(172cm) – 34大城弘樹(172cm)
32山内盛久(173cm) – 1ラリクエス・カニングハム(198cm)
9小菅直人(187cm) – 14大塚裕土(188cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 3小島佑太(192cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 31アブドゥーラ・クウソー(206cm)
【観戦記】
立ち上がりのディフェンスはキングスがマンツーマン、宮崎が2-3ゾーンです。今日のキングスはボールを前へ前へとプッシュする意識が高く、宮崎がディフェンスの陣形を整える前にフロントコートへボールを運びます。小気味よいオフェンスリズムでシュートセレクションも良く、上々の立ち上がりでリードを奪います。
盛久はほとんどの試合で自分より10~20cm大きな選手とマッチアップしており、また相手もこのミスマッチを1stオプションにして攻め込んでくるケースが多いのですが、今日はディフェンスだけでなくオフェンスも好調でチームを勢いづかせます。
第2Qに入り、宮崎がディフェンスをマンツーマンに変えるとキングスの得点が止まります。盛久とマックをベンチに下げるとカニングハムのスピードを止めることが出来なくなり、4点差まで追い上げられたところでキングスがタイムアウト。
この試合の課題はいくつかありましたが、最大の課題は18本のオフェンスリバウンドを取られたこと。翌日の県内2紙が共に「もう少し真剣にリバウンドを取りにいかないと…」という遠山向人HCのコメントを掲載している通り、リバウンドに向かう意識が低い選手はたしかにいました。
後半に入るとキングスが一気にリードを広げます。2日間出ずっぱりの宮崎の主力選手は疲労が色濃く、終盤に地力の差が出た形。
最後は岸本隆一が初のフィールドゴールを決め、勝利に花を添えました。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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