1月18日(土)・19日(日)は、プロ野球の横浜ベイスターズが春季キャンプを張る宜野湾市にて、キングス-横浜ビー・コルセアーズ戦が行われます。両チームは共にChampionのユニフォームを着用するチームであり、そしてbjリーグの新旧チャンピオンチームの対戦となります。また、横浜ファンは元横浜のドゥレイロン・バーンズと、キングスファンは元キングスの青木勇人と再会できるシリーズです。
今シーズン序盤の横浜は、ロスターに外国籍選手が3人しかいませんでした。さらに、巨漢センターの44ウェイン・マーシャル(211cm/120kg)が故障明けとのことで、実質2.5人で回している状態。外国籍選手が3人コートに立てる第2Qに2人、もしくは1人しか立たせないケースもあり、なかなか勝ち星を伸ばせずにいました。
しかし、シーズンが中盤に差し掛かったところで4人目の外国籍選手、20マーカス・シモンズを獲得し、そのうえウェイン・マーシャルも復調しつつあるようで、チームの調子も上向いています。
【予想スターティング5とマッチアップ】
14岸本隆一(176cm) – 13山田謙治(180cm)
6金城茂之(183cm) – 3蒲谷正之(183cm)
9小菅直人(187cm) – 7堀川竜一(191cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 55オマー・リード(200cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 33マークゥィース・グレイ(206cm)
横浜は2012-13シーズンにチャンピオンを獲得しましたが、オフにヘッドコーチが替わり、外国籍選手も替わりましたので、昨シーズンとはだいぶ顔ぶれが異なります。
それでも、レジー・ゲーリー元HC時代に培われたタイトなディフェンスは健在。横浜のディフェンスは積極的にボールを奪いにいく攻撃的なものではなく、ハリーバックしてハーフコートでしっかり守り、相手のミスを誘います。
相手のバックコート陣が高い位置でスクリーンを使った時はファイトオーバーを徹底しており、キングスの岸本や金城、小菅はオンボールスクリーンでは簡単にフリーにさせてもらえないと思います。また、ダブルチームを仕掛けた後のリカバリーも速いです。
対するキングスは、今シーズンの1試合当たりの平均失点が66.75でリーグトップ。強固なディフェンスを誇る両チームの対戦は、ロースコアで推移すると予想します。
キングスのディフェンスはオールコートで当たりますが、ヤマケンや蒲谷といったJBLでのプレー歴があるベテランガード陣に対し、どれだけプレッシャーをかけられるかに注目です。
横浜には55オマー・リードという得点力のあるフォワードがいますが、ここはマックとバーンズが交代でマッチアップするはずで、彼一人に大量得点を許す状況は考えにくいです。
インサイドの33マークゥィース・グレイは派手さはないのですが、高さと幅を活かしたスクリーンやリバウンド、ポストプレーで堅実に仕事をするサウスポーです。
横浜で最も警戒しなければならない選手は、やはり蒲谷です。隙あらばシュートを打ってきて、それが高確率で決まるので、キングスのディフェンスのピックアップやダブルチームからのリカバリーが遅れるようだと危険です。
イケメン狙いの方は、73久山智志にご注目下さい。
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