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【所感】キングス-高松ファイブアローズ

1/13 キングス 82(25-21.20-17.20-13.17-13)64 高松
1/14 キングス 91(23-13.28-19.19-16.21-16)64 高松
1月13日(月)の試合では、1Q開始5分でキングスがタイムアウトを取りました。その時点のスコアは10対15なので、点差を見る限りはタイムアウトを取らなくても良いように思えます。
しかし、なんとたった5分の間に高松に5回も速攻を出されてるんですよね。点の“取られ方が悪い”ということです。キングスは前のめりのディフェンスをしてたんですけど、前線を破られてイージーシュートを打たれていました。
タイムアウト後は持ち直して逆転します。今節は2試合とも大差がつきましたが、その一番の要因はキングスの速攻が両試合とも10回以上決まっていたことだと思います。いわゆる「ショータイム」と言えるような時間帯もありました。
前節の埼玉戦で、当ブログのコメント欄の琉球ブービーさんの書き込みを見て気になっていることがありました。それは、今シーズンのキングスはなかなか速攻を出せていないことです。ちなみに1月3日(金)のキングスの速攻成功回数はわずか「3」でした。
うまくファウルを使って止められていた場面もありましたが、速攻を狙う意識自体が低いように感じていました。速攻を狙った上で出せないのと、そもそも速攻を狙っていないのは別ものですからね。
それがこの高松戦では改善されていたので、観ていて面白かったです。
セットオフェンスは相変わらず重たいですけど、こちらも2つの光明を見つけました。
(1)ジェフ・ニュートンの奮闘
省エネバスケを続けていたジェフですが、1月3日(金)の埼玉戦あたりからハッスルプレーを見せ始めました。インサイドへアタックしているので相手のファウルがかさんでいます。
(2)ドゥレイロン・バーンズのパスの散らし方
加入当初のバーンズはパスを出す相手を選んでいて、チームのテーマである「団結の力」とはほど遠い状態だったのですが、ここ数試合はパスの出し先の選択肢が増えてきました。相手は的を絞りづらいんじゃないでしょうか。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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