平成21年度 沖縄県高校バスケ新人戦の結果は以下の通りです。
【男子順位】
1位.美来工科
2位.興南
3位.小禄
4位.宮古
【女子順位】
1位.那覇
2位.糸満
3位.西原
4位.宮古
いやー、今年もまた面白い試合を見させてもらいました。最終日はキングスのジュン安永さんが観戦にいらしていましたが、決勝で美来#4がライン際のルーズボールをぶん捕ってそのままレイアップにつなげたプレーには思わず拍手を送っておられました。
今年のチームは小さいと聞いていましたが、それを補って余りあるスピードと正確さを身につけた美来が男子の新人戦を制しました。ベスト4には毎回顔を出しながら優勝はなかなか無かったので、喜びもひとしおでしょう。応援団席では胴上げが始まってました(笑)
1年生の頃から安里幸男先生に辛抱強く使われ続けてきた#7宮平弥くん(2年)が大活躍。もう一人1年生で照屋友雅くんという良いガードがいるんですが、お互いに切磋琢磨して小橋川杯で更に成長した姿を見られることを楽しみにしています。
話を女子に移して。ウィンターカップ予選ではゾーンプレスで勝ち上がった那覇でしたが、新人戦決勝はオーソドックスなマンツーマンディフェンスで勝利を収めました。那覇のマンツーはローポストやコーナーにボールが落ちた時のダブルチームを仕掛けるタイミングが絶妙です。
糸満のスリーポイントシュートは対戦相手にとっては脅威。なにせ入りだすと止まらない。対する那覇はアウトサイドシュートがなかなか決まらず、途中で何度も流れが糸満に行きかけましたが、#5高橋陽子さんや#15松村ひらりさんがリバウンドやルーズを頑張り、チームのピンチを救いました。
松村さんはウィンターカップ予選で1-2-1-1ゾーンプレスのトップを守っていましたし、彼女の走力は那覇の大きな武器になっています。まだ1年生ですよね。末恐ろしいです。
目次
コメント
コメント一覧 (3件)
お疲れさまでした
各チーム目立って高い選手はいませんでしたが
それを補う工夫がそれぞれにみられ
来年インターハイに向け
今後の若い力が楽しみな「新人大会」らしいゲームの数々でした
試合は見ることが出来ませんでしたが、美来工科は180cm台がいないと新聞に書いてましたね!
安里監督もコメントしてましたが『辺士名旋風再来の予感!』ですね~
辺士名旋風はタイムリーには見てませんが、安里監督が北谷高校時代の新城大助、古見、源古時代の全国ベスト4が思い出されます。
あの時も小さいメンバーが走りまくりでとても強かったです!
女子は那覇の時代到来ですかね~!?
3位決定戦をやったって事は3位まで九州大会参加ですね!
たしか2月に沖縄開催でしたよね!!
観戦お疲れさまでした。
琉球新報の戦評も楽しく読みました。
ttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-152321-storytopic-2.html
3月のおきなわカップの際、明成高校の佐藤久夫先生が昔
の月刊バスケットを持って来て、安里先生と共に当時の辺
土名旋風の話をしていました。(月バスは当時の辺土名を
“豆台風”と形容していました)
安里先生と佐藤先生という大御所二人から当時の辺土名
の話を聞けた僕はかなり貴重な体験をしました。
九州大会への出場権は、1月の小橋川杯で決まると思います。
今大会の結果は、その小橋川杯のシード権に影響します。