キングス 75-70 東京アパッチ
前節から“中2日”で迎えたこの試合・・・
イースタン・カンファレンスのチームとは今シーズン初の対戦となります。
【1Q】
ディフェンスは両チームマンツーマン。マッチアップは、翼-康平/洋介-板倉/マック-ラシード/ジェフ-ニック/ジョージ-アシュビー。
ピック&ロールを主体に攻めるアパッチは、康平を中心に内外バランスよく加点。キングスはタイムアウトを取りスクリーナーに対するディフェンスを修正しますがアパッチの勢いを止められません。
対するキングスのオフェンスはトライアングルですが、シュートの精度が低く12-22と10点のビハインドでこのクォーターを終えます。
【2Q】
キングスがドライブインを主体とするオフェンスに切り替えると、アパッチはインサイドで次々とファウルを犯し始めます。オフェンスの良い流れはディフェンスへと波及し、アパッチの攻撃は次第に単調に。ブライアンの速攻ダンクも飛び出して一気に逆転に成功します。
アパッチがディフェンスをゾーンに切り替えた後は一進一退の攻防を繰り広げ、33-30と接戦で前半を折り返しました。この時点でのファウル数の累計はキングスの2つに対してアパッチは12。
【3Q】
ジョージがゴール下を制圧し、キングスが試合を優位に進めます。洋介のスリーやランニングプレーも飛び出し徐々に突き離しにかかりますが、アパッチはアシュビーらの個人技で食い下がり、53-46で勝負は最終クォーターへ。
【4Q】
bjtvのVODをご覧になれる方は、残り8:30付近のディフェンスをぜひご覧になって下さい。これぞキングスの真骨頂、脅威の窒息ディフェンス。シビれます。
ディフェンスからリズムをつかんだキングスはブライアンの連続ダンクが飛び出し、点差を10点に広げます。オフィシャルタイムアウト明けはディレイゲームを仕掛けますが、康平やアシュビーの得点で6点差まで追い上げられたうえ、ファウルゲームで得たフリースローを外して残り13秒でなんと2点差。
ここで呉屋のファウルを受けフリースローを得たのは洋介。去年の悪夢が頭をよぎりましたが、2投ともきっちり沈めて4点差。あの一件以来、常にこういうシチュエーションを思い描きながら練習を重ねてきたことが実を結びました。
その後、インバウンズパスを受けたラシードがパスをせずドリブルで8秒消費してくれたことも助かりました。最終的に5点差でキングスの勝利です。
☆ ☆ ☆
会場には沖縄タイムスさんの黄色い応援ボードが無数に掲げられていましたね。
9人で戦うキングスにとって、6日で4試合を消化する明日は正念場。現地の皆さん、行けない人のぶんまで応援をよろしくお願いします!
TV放送予定:12月17日(木) 19:30~LIVE GAORA。解説は専修の中原雄さん。
目次
コメント
コメント一覧 (7件)
6日で4試合とは本当に過酷ですね。
まあ東京側の運営会社が変わった事もあり、会場がなかなか決まっていなかった所もありますが。
bj中継の解説が中原雄さんとは珍しいですね。
コザではジョージさんのお店romaniで
那覇ではパラダイス通りのカンプノウでPV会しますよ
是非参加あれ!
出だしはやや攻めあぐねていましたが、キングスはオフェンスの引き出しが多いですよね。東京がファウルを犯し始めて、「これは行ける。」と確信しました。東京の試合を何度も観ていますが、これは悪い傾向です。キングスは、デイフェンスも堅固でした。
しかし誰ですか~?野洲でも代々木でも、目立つ気満々でベンチ裏に陣取り、指笛を吹き鳴らすうちなーんちゃーは。(爆笑)今夜はGAORAで生中継があるので、吉超をバスケに専念させる為、また吹き鳴らす所存です。(爆笑)
Go,Kings!
第1Qミドルシュートが全く入らないニュートン、途中からドライブに切替得点を稼ぎ、フリースローでシュートタッチを確認し後半はミドルの確率をあげるプレーにはレベルの高さを感じました!
菅原の最後のフリースローは自分も去年の悪夢を思い出しましたが、見事に二本決めましたね!
これで父親にバスケやめろと言われずに済みますね(笑)
今日はガオラでの生放送!きれいな映像で見れるので楽しみです。
シュートが入るたびにキングスブースターが盛り上がり
雰囲気が良さそうでしたね。ブライアンのハッスルプレーに
MCも相手チームのキングスに対して賞賛していたあたり
かなり好感が持てました。
今夜も良いゲームになって欲しいですね。
洋介のフリーは祈る気持ちで見つめていました。
父上もほっとされてたでしょうね(笑)
チューさんがbj解説するのは珍しいとか、洋介が父親からバスケやめろと言われたことを知ってるとか、このブログをご覧の皆さんはいったいどんだけマニアックなんですか!?(笑)
ブライアンがルーズボールを追ってコート外へ飛び出していった時、敵味方関係なく拍手を送っていたアパッチ・ブースターの懐の深さに感動しました。