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沖縄バスケの未来

今年のウインターカップで、沖縄代表は男女とも1回戦で敗れてしまいました。この結果を受けて、そして県予選から見てきて、思ったこと。
沖縄バスケの特異性や魅力について語り始めればきりがありませんが、その中のひとつにスピードが挙げられると思います。
しかし、今年のウインターカップでは、本来沖縄のチームが得意としているはずのスピードの面で走り負けたという点に事件性を感じます。高さのミスマッチでインサイドを突かれて負けたのとは意味が違います。
また、沖縄出身選手はボールハンドリングが巧みながら、シュート力で劣るという意見を何人かから聞いたことがあります。僕自身もそう思っています。新潟商の選手はたとえフリーになっていなくても、決めるべきジャンパーはきっちりと沈めてきました。バスケットが点を取り合う競技である以上、唯一の得点手段であるシュート力を鍛えることは必然。ドリブルやパスがどんなにうまくても、どんなに組織立ったチームプレイが出来ても、シュートが決まらなければ点は入らないのです。
高校生の全国大会で沖縄のチームが上位へ行けない状況が続いています。
特異な魅力を持つ沖縄バスケですが、その特異性をいかにして【勝利】に結びつけるか。腰を据えて考えるべき時期に来ていると感じます。
来年迎える沖縄インターハイは、そのための良いきっかけになって欲しいですし、していかなければなりません。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  •  
     自分もさばにさんと同意見で、そう思っています、
     ミニバスケから、強化して指導者も育て行かなければ
     子供達も育たないと思います。

  • 県外の子供たちが、沖縄でバスケを学びたいと言って
    バスケ留学してくるくらいの環境にしたいですね。

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