MENU

【所感】キングス-ライジング福岡(12/26)

キングス 72-73 ライジング福岡
西地区首位決戦のファーストラウンドは1点差で福岡の勝利。
今シーズンの福岡の好調の理由はてっきり外国人選手の活躍によるものだと思っていたのですが、川面と三友がいい仕事してますね。予想していた以上にいいチームでした。
これによりキングスの連勝は9でストップ。また、対福岡戦の連勝も10で止まりました。
【1Q】
めまぐるしく攻防が入れ替わるトランジションゲーム。福岡のディフェンスは、高い位置からダブルチームを仕掛けるオールコートのマンツーマン。攻めては川面やパーカーを中心に得点を重ねます。
ジョージ・リーチのマッチアップはフォワードのリチャード・フォードJr.で、キングスはここの体格差を突きインサイドを中心に攻め立てます。福岡はたまらずセンターのティアゴ・コルデイロを投入すると、今度はキングスがジョージを下げスピードのあるブライアン・シンプソンを投入。両コーチの駆け引きが面白かった。
1:20に澤岻安史が登場し、いきなりスリーを決めます。前節のアパッチ戦でコーチ陣の信頼を勝ち取りましたね。
【2Q】
7:56、福岡はリチャード・フォードJr.が3つめのファウルを犯し、210cmのアイザイア・フォックスと交代。208cmのティアゴ・コルデイロを加えた2-3ゾーンに切り替えると、途端にキングスは攻め手を失います。スピード重視と高さ重視の2チームを作れることが今シーズンの福岡の強みか。
キングスはショットクロックぎりぎりまでシュートを打てない時間帯が続き、頻繁にメンバーチェンジを繰り返す手探り状態。
3:38、キングスタイムアウト明けの最初のオフェンスでブライアンの狙いすましたアリウープが炸裂。福岡3点リードで前半を折り返します。
【3Q】
福岡は引き続きゾーン。ボールに対するプレッシャーのかけ方がうまく、キングスはターンオーバーを繰り返します。
6:54、9点差でキングスタイムアウト。マックやジェフが果敢なドライブから得点/ファウルを誘い、一進一退の展開。福岡の8点リードで最終クォーターへ。
【4Q】
マックのダンク、バスカン、テイクチャージでキングスが一気に2点差に詰め寄ります。
対する福岡は川面や三友のアイソレーションで応戦しますが、考えられる目的は二つ。一つは広くスペースを取ることで、キングス得意のヘルプディフェンスを機能しづらくさせること。もう一つはマッチアップの洋介のファウルが4つだったことです。
キングスは何とか食らいつき、残り1分で逆転に成功しますが、その後の勝負どころのフリースローを外し再逆転されました。

よろしければシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • あいかわらずっすね(TOT)

    勝負処かかわらず!?
    みんなはずしてるような、、、
    ふりーすろー
    少数精鋭で
    4敗しかしてないから
    頑張ってるのはわかりますが(TOT)
    それこそ大事なフリースロー、、、
    これ以上
    フリースローで負けるのは
    イ~ヤ~ダ~(--+)

  •  リーチ選手があの大怪我から復活して、沖縄で活躍しているので、とてもうれしく思っております。ただ、勝負処のFTは高松時代と変わらず入りませんね。もし、彼がこの点を改善できたら、日本にはいないと思います。それにしても昨日の福岡戦、先日の大阪戦ともに相手に勝ちをあげたような感じで残念です。

  • 思い起こすと、キングスは1年目の頃からフリースローが課題と言われているような気がします(滝汗)
    悪い伝統とならないよう、ここいらで流れを断ち切って欲しいですね。

目次