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【所感】キングス-滋賀レイクスターズ(4/3)

キングス 70-77 滋賀レイクスターズ
リバウンド数ではキングスが上回ったものの、インサイドのプレッシャーは滋賀が勝っていました。キングスの通算ダンク数はリーグ2位の156を誇りますが、この日はゼロに抑えられてしまいます。
立ち上がりのディフェンスは両チームマンツーマン。マッチアップは翼-藤原、洋介-城宝、マック-マイキー、ジョージ-ゲイリー、ケビン-レイ。
滋賀は2-3ゾーンを交えながらインサイドを固めます。マンツーのボールマンディフェンスは腕一本分の距離をとるのが一般的ですが、滋賀はマックやブライアンに対して腕二本分ほどの距離をとって守ってきました。これはペネトレイトを警戒すると同時に確率の低いアウトサイドシュートを打たせる狙いがあり、キングスに対してこういうディフェンスをしてくるチームが増えてきました。
こうしてインサイドを固められたことで、スペースに走りこむプレーを得意とするケビンの良さが封じられてしまいます。また、ペネトレイトからの合わせのパスも狭いところを通さなければならず、そこを狙い済ましてパスカットされる場面もありました。
こういう状況下では、洋介や安史が積極的にシュートを狙っていくことでディフェンスを広げる効果がありますが、なかなか机上の計算通りにいかないのがバスケット。試合後の選手やコーチのコメントが軒並み積極性を欠いたことを悔いる内容だったのは、こういうところを指しているのではないかと思います。
4Q残り8:58でケビンが4つめのファウル。そして7:18にはジョージも4つめのファイルを犯してベンチへ。インサイドの要2人がベンチへ下がったキングスは3-2ゾーンを敷きますが、下の2人がマック(202cm)とブライアン(197cm)という苦しい布陣。滋賀の強力なインサイド陣はそこを見逃さず、連続得点を決めて流れを引き寄せ、試合を決定付けました。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (6件)

  • 調べていて知ったのですが、大阪の通算ダンク数が16でリーグ最小、というのは意外でした。

  • やはり
    研究されてますね
    元一位の宿命!?
    リセットしつつ
    最終
    有明で
    絶対勝ちたいすね~!
    とりあえず
    ホテル予約と
    飛行機チケット
    ビリーブ購入(笑)

  • こんばんわ
    ワキ・ウィリアムスが途中で移籍してるので、ダンク数は多少目減りしてはいますが確かに以外ですね
    ナイル・マーリーあたりが派手にファスト・ブレイクでダンク
    しそうなものですが、チーム的に禁止令が出てるとかあるんですかね。。。(さすがにそんなわけないか^^;)

  • finalのチケット先行発売決まりましたね!しかし受け取りがセブンイレブンのみ…。沖縄は店舗ないしなんとも不公平。キングスブースターは先行で買えないのかな(・_・;)

  • 滋賀は高さもあって、選手も能力高いし、手強いですね、マイキー加入もかなり、プラスに働いているのか 今後も勝ち星増やして行きそうですね。
    我らがキングスも、課題は見えているので対応して
    次はリベンジして欲しいです。
     

  • プレイオフで滋賀と対戦することがあれば、ぜひともリベンジして欲しいです。
    大阪のダンク数ですが、ナイルとリン合わせて1試合に2~3回はダンクしている印象でした。
    FINAL4のチケット受け取りがセブンイレブンのみ(笑)の件は、また別のエントリーで書きますね。

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