ウインターカップ2010 男子2回戦
興南 84(22-26,12-16,31-13,19-9)64 明徳義塾
2回戦の対戦相手は、205cmのパウルオウガスト ソピーテを擁する明徳義塾。
立ち上がりのディフェンスは両チームマンツーマンで、明徳はスイッチング。
興南はインサイドの鈴木くんがハイピックやアウトサイドシュートを多用し、明徳のソピーテくんを外におびき出そうとしますが、攻撃がなかなか噛み合いません。上原くんの個人技で持ちこたえます。
対する明徳はキャプテン山脇くんの鋭いカットインやソピーテくんのポストプレーから得点を重ね、第1ピリオドは明徳4点リードで終えます。
第2ピリオド開始早々、ソピーテくんのダンクシュートが炸裂。続けて、合わせからのレイアップが飛び出し、点差が8点に開いたところで興南が最初のタイムアウト。
タイムアウト明けは伊集くんの1on1を中心に攻撃を組み立て、彼の非凡な才能で会場を沸かせますが、点差を縮めるには至らず。興南は8点のビハインドを背負って前半終了。
後半に入ると興南は2-2-1ゾーンプレスを仕掛けます。ソピーテくん対するディフェンスは、ハイポストに立った時はリングサイド、ローポストに立った時はボールサイドと、立ち位置によってディフェンスのポジショニングを使い分け、インサイドで仕事をさせません。
攻めては伊集くんと上原くんの国体コンビが活躍し、二人合わせて55得点。前日同様、キャプテン渡口くんの献身的なプレーもチームを救いました。
明徳はゾーンとマンツーのチェンジングで撹乱しますが、勝負どころで突き放した興南が勝利を収めました。
勝利の殊勲者は、ソピーテくんにマッチアップし、12得点15リバウンドを奪った平得くん。しかし本人は「明日はもっと攻撃に参加したい」と更なる高みを目指します。
明日の対戦相手は優勝候補の一角である福岡第一。お互いにディフェンスから走るスタイルのため、トランジションの速い面白いゲームになることは間違いありません。
課題は長島エマニエルくんをどう防ぐか。彼は国体で見ましたが、凄いです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
ソピーテはアンゴラだよ。
す、すみません。確認してきます。