【所感】キングス－浜松・東三河フェニックス(9/25)

【試合結果】
キングス 76-72 浜松
※小菅直人、山城吉超、ジャーフロー・ラーカイ、椎名雄大、岡田慎吾はDNP。太田敦也は代表活動のため不在。
【スターティング5】
キングス：#37並里成、#2澤岻安史、#5アンソニー・マクヘンリー、#21レジー・オコーサ、#50ジェフ・ニュートン
浜松：#3大口真洋、#25仲西翔自、#34ウェイン・アーノルド、#21ジェフリー・パーマー、#4ジェームス・ピータース
【第2Qスターター(オンザコート2)】
キングス：#37並里成、#32山内盛久、#6金城茂之、#21レジー・オコーサ、#50ジェフ・ニュートン
浜松：#3大口真洋、#5友利健哉、#25仲西翔自、#34ウェイン・アーノルド、#21ジェフリー・パーマー
【観戦記】
第4Q残り1分まで勝敗の行方が分からない接戦となりましたが、残り46.1秒、引導を渡したのは金城茂之のバスケットボールカウントでした。76-69と7点のビハインドを背負った浜松がタイムアウト。ファウルゲームシチュエーションでしたが、プレシーズンゲームということもあってかファウルはせず、キングスがストーリングで逃げ切りました。
キングスはコートに立てる外国人選手がマック、ジェフ、オコーサの3人しかいません。しかも2連戦の2試合目ということで、スタミナ配分を含めてこの3人をどう回していくかがこの試合の鍵でした。
浜松のモーションオフェンスには“スクリーンでスイッチさせて、ミスマッチを突く”という狙いもあったと思います。試合後の桶谷大HCが「ローテーションできないんで、最後は(外国人選手が)バテバテでした」と話すとおり、ミスマッチを生じさせようとする浜松のオフェンスと、それをさせまいとするキングスのディフェンスの駆け引きがバスケットボールの醍醐味を堪能させてくれました。
もちろん外国人選手の活躍だけでなく、翼や並里の辛抱強いディフェンスや、ヤスやシゲの体を張ったリバウンドも勝利に大きく貢献しました。
対する浜松もディフェンディングチャンピオンにふさわしい素晴らしいチームでした。たしか去年も書きましたが、もしキングスが存在しなければbjで一番好きなチームは浜松です。
スタメン起用された大口先生はさすがの活躍。長身を活かした仲西のプレーにも苦しめられました。健哉くんは、ハーフコートオフェンスでベンチからもっともっと信頼されるプレーヤーになって欲しいです。応援しているからこその辛口です。
なお、小菅直人の欠場の理由はモモカン(沖縄名：コンマー)だそうです。
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明日、キングスは中国へ移動して海外チームと5試合。
桶谷HCは「中国でいろんなものを掴んできます」と言い残して会場を後にしました。