2011 ABA マルコポーロカップチャンピオンシップ@中国(1日目)
キングス 76(15-5,14-17,31-17,16-30)69 台湾ビール
璞園建築 73(20-15,16-19,18-29,19-22)85 東莞
キングスの試合前に行われた璞園建築-東莞戦の終了が22時50分(日本時間)だったので、それから試合を始めてたら終了の頃には日付が変わっていたのではないでしょうか?
土日に浜松と試合、月曜移動、火曜は深夜から試合ということでかなり厳しいスケジュールでしたが、第一戦を獲れたことは大きいです。
この日は中国に住む日本人がキングスの応援に行って下さったそうです。遅くまでお疲れさまでした。そして、選手はとても心強かったのではないでしょうか。
聞くところによると、キングス-台湾ビール戦は20点リードしていたところから7点差まで追い上げられるあぶなっかしい試合で、並里はミスが多くコーチから叱られていたそうですが、キャプテン翼が要所を締めたそうです。こういう時にタイプの違うガードがいると心強いですね。
さて、今日の対戦相手は中国の東莞です。
昨日の試合の映像を見ましたが、中国のチームらしく“デカくてうまい”です。さらにガンガン走ってきます。ワンマン速攻を出して、ディフェンスが3人戻っていてもピックアップが遅ければそのままフィニッシュまで持って行く強引さも持ち合わせています。
速攻のキーマンは#2ジョシュ・アコグノン(180cm)と#77ジェレミー・リン(191cm)。
ポイントガードの#2ジョシュは、bjリーグでいうところのマイケル・ガーデナーくらいのスピードがあります。加えて上半身は筋肉の鎧をまとっているので、接触プレーにも強いです。おそらく翼か並里がマッチアップすることになると思いますが、10cm近い身長差を活かしてポストアップしてくることも考えられます。他にも身長の高い選手がたくさんいるので、ここにマックをマッチアップさせなければならない展開になるとキングスは苦しいです。
#77ジェレミーは台湾人の両親を持つ選手で、ハーバード大→ゴールデンステイト・ウォリアーズという輝かしい実績を持つコンボガード。昨日の試合に限ってはシュートタッチが良くありませんでしたが、大型の外国人選手との対戦に慣れているというか、ドライブインやそこからのパスで相手を翻弄していました。小菅が万全であれば彼をマッチアップさせたいところですが、どうなるでしょう。バックコート陣の戦力を客観的に見ると、残念ながら相手のほうが一枚上手と判断せざるを得ません。
しかし、フロントコートではキングスが二枚も三枚も上手です。
東莞は#55のセンターを中心に高身長の選手を揃えますが、体が細いのでオコーサやジェフのパワープレーを止めるのは困難と考えます。(ジェフも細いやんけというツッコミは無しで)
インサイドの選手層もそれほど厚くは無かったので、ポストから押し込むプレーで試合を優位に進めて欲しいです。
大会のレギュレーションがよく分からないのですが、オンザコート2で試合を行っているようなので、スモールフォワードのマッチアップが鍵を握るかもしれません。このポジションに関して、キングスは20cmくらいの身長差と戦うことになります。
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【さばさんの(覚えたて!)ワンポイント中国語講座】
琉球金王=琉球ゴールデンキングス
金州勇士=ゴールデンステイト・ウォリアーズ
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コメント
コメント一覧 (2件)
また勝ってほしいですね(*^。^*)
キングスの公式ホームページに画像がありましたが
今シーズンのアウェーユニフォームは白なんですかね???
以前は銀だったから気になります(ーー゛)
♯77ジェレミー選手、中国でプレイしているんですね
アジア人として、自分が期待している選手です。
キングスもガード陣層が厚くて開幕楽しみです!