キングス 96(21-15,18-22,30-24,27-14)75 埼玉
96点取って相手を70点台に抑えたこと。ディフェンスからアーリーオフェンスという持ち味を取り戻したこと。シューター陣の調子が上がってきたこと。大阪戦から3試合ほど内容の悪い試合が続いていただけに、久しぶりにキングスらしい試合を見ることができてホッとしました。
【スターティング5とマッチアップ】
並里(172cm) – サターフィールド(188cm)
小菅(187cm) – 北向(185cm)
マック(202cm) – 寺下(190cm)
ジェフ(205cm) – フラワーズ(200cm)
オコーサ(208cm) – ヒューズ(213cm)
【観戦記】
埼玉は元bjリーグ得点王のジョン・ハンフリーがベンチスタート。起爆剤となり得る選手が6thマンとしてベンチに控えているのは相手チームにとって脅威です。
立ち上がりのディフェンスは両チームマンツーマン。PGのところで高さのミスマッチが起きていたため、埼玉はサターフィールドが積極的にポストアップしてキングスのインサイドを攻め立てます。4-7とリードされたところでキングスは並里を一旦ベンチに下げ、サターフィールドに対してマックをマッチアップさせます。
ディフェンスからリズムを掴んだキングスが逆転に成功しますが、埼玉はゾーンプレスで揺さぶりをかけます。お互いにメンバーチェンジを繰り返し、ジャブの応酬で第1Q終了。西地区と東地区の交流戦において、第1Qは今後もこうした手の内の探り合いになると予想します。
第2Qの埼玉のディフェンスはゾーン。キングスはショートコーナーにボールを落とし、外からの飛び込みに合わせのパスで得点を重ねます。伝統的に優秀なシューターを揃える埼玉はコートを広く使い、空いたインサイドにペネトレイト、更にキックアウトからの外角シュートで応戦します。
キングスはガード同士の横のパスをカットされて速攻を食らいました。マックの豪快なブロックショットが飛び出したところで前半終了。39-37と2点のリードですが、流れはやや埼玉か。
第3Qが始まり、残り7分8秒でキングスがタイムアウトを取りましたが、僕はこのタイムアウトが勝敗の分岐点になったと思います。
第3Qは点の取り合いでトランジションゲームになりかけたのですが、キングスはディフェンスリバウンドから速攻を狙うパスをバックコートでスティールされ、逆速攻を食らいました。幸い得点にはつながらなかったのですが、ここでタイムアウトを取って流れを切ったのは大きかったです。タイムアウト明け、並里と小菅のシュートが連続で決まって7点差。逆に埼玉がタイムアウトを取らざるを得ない状況を作り出しました。
今日の試合には勝利しましたが、埼玉はスターティングPGであるサターフィールドのプレータイムの短かさが気になりました。
埼玉とは昨シーズンまで5節(10試合)対戦し、2戦目の勝率は20%(1勝4敗)と大きく負け越しています。日曜日も勝ちましょう!
2010-11:×○
2009-10:○×
2008-09:○×
2007-08:○× ××
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コメント
コメント一覧 (1件)
2連勝が出来てよかったね。
応援しましたよ。埼玉からです。がんばっていきます。