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【所感】キングス-千葉ジェッツ(4/22)

ジェフ・ニュートン
キングス 79(21-16.20-22.22-17.16-20)75 千葉
【スターティング5とマッチアップ】
37並里(172cm) - 9田中健介(187cm)
9小菅(187cm) - 31石田剛規(188cm)
5マック(202cm) - 44ジャメル・スタテン(198cm)
50ジェフ(205cm) - 15ガストン・モリヴァ(203cm)
1スニード(202cm) - 21アントワン・ブロキシー(209cm)
【観戦記】
今シーズンのレギュラーシーズン・ホーム最終戦であると同時に、レフリー=ジョン・リギンズ氏の最終ゲームでもあったようです。観客席には三菱電機・上江田勇樹選手の姿も。
立ち上がりのディフェンスはキングスがマンツーマン、千葉は2-3ゾーン。キングスは素早いパッシングから小菅の連続3Pシュートで加点。11-0となったところで劣勢の千葉が最初のタイムアウトを取ります。
タイムアウト明け、キングスは好調のアウトサイドシュートとは対象的に、ペイントエリアでの得点を封じられます。千葉は44スタテンのインサイドと31石田のアウトサイドシュートを軸にチームバスケで追い上げます。
第2Qに入ると千葉は198cmの日本人選手=19中村友也を投入。マッチアップしたのは172cmの並里成。キングス桶谷HCは意図的にミスマッチを作り、相手のリズムを崩すのがうまいコーチです。
それにしても、ベンチの期待に見事に応えた並里のディフェンスは圧巻でした。身長差26cmを跳ね返す泥臭いプレーの数々は、沖縄でバスケットをしている全てのチビッ子に見てもらいたかったです。前半を41-38とキングス3点リードで終了。
後半、千葉はショットクロックが10秒を切ってからシュートを狙うディレイド・オフェンスを開始。ロースコアゲームに持ち込む意図を感じましたが、オフェンスの終わり方が悪く、キングスにことごとく速攻を許します。
しかし、“ここを決めれば乗れる”という速攻のチャンスをキングスは自らのパスミスで逸していき、終盤まで競った展開となりました。
逆にたたみ掛けたい千葉でしたが、21ブロキシーのファウルトラブルや11ハーグローの欠場で決定力を欠きました。
試合終了間際、ブロックに飛んだマックが着地で足を痛めてベンチに下がりました。部位は左足首だと思います。レフリーが試合を止めるまで倒れ込んだまま肩を震わせていたので、相当痛かったのだと思います。怪我の程度が軽いことを祈ります。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • キングスさすがです!
    西地区1位通過!
    話が変わりますが、今月12日で契約解除された岩手の並里祐の動向と、理由が気になります。バスケ選手としての能力は成にも劣らないので。

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