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【所感】キングス-安養KGC人参公社

並里成
キングス 63(13-17.12-20.24-16.14-19)72 安養
試合はbjリーグのルールで行われました。使用球もbjリーグ公式球で、会場はキングスのホームコート。しかも、外国籍選手が一人しかいないアジアのチームに完敗でした。
お互いにゾーンディフェンスを敷いていましたが、ゾーンの攻略においては相手が一枚上手でした。ワンパスアウェイの距離で強く速いパスを交換する教科書のようなゾーンアタックで、キングスのディフェンスの陣形は次第に崩されていきました。
先に行われたプレシーズンの秋田戦でペイントエリアの攻略に課題を残したキングスですが、この試合でも課題は解消されていませんでした。ゴール下のシュートが決まらない、ファウルをもらえない、ファウルをもらってもフリースローが決まらない。
試合後、昨シーズンの安養KGCを知る人から感想を聞いたところ、「安養は持ち前のディフェンスの激しさがなかった」「シュート成功率が低かった」というお話を伺いました。スリッピーなスポーツコートの対応に苦慮したか、はたまたKBL公式球とはシュートタッチが違ったか…。キングスも本調子ではありませんでしたが、相手もまた実力の底は見せていないといったところでしょうか。
プレシーズンゲームとはいえ、やっぱり負けると悔しいですね。
ただ、与那嶺キャプテンが試合後に語っていた通り、キングスはこの経験を今後に活かさなければなりません。シーズン開幕前に強豪チームと対戦できた経験を力に変えて、長いシーズンを戦っていって欲しいです。
そしてまた来年、キングス-安養KGCの顔合わせで日韓チャンピオンシップゲームが行われますように。
ジェフ・ニュートンとキム・テスル

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • キングスの日本人選手のケガが多いのがきになります。開幕までには回復力してほしいです。

  • 先日はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
    試合途中で「キングスはPGばかりコートに出してるけど、どうしたんだろう?」と思ったのですが、ケガとのことで、開幕までに間に合うか心配になりました。
    KGC側の見解として、今回沖縄での最大の目標は「bj王者に勝つこと」よりも「慣れない環境でケガ人を出さないこと」だったと思います。
    ちなみに、試合の次の日、空港でKGCのイサンボムHCに「#41のオセグンはやっぱりスターターでは使えませんか?」ときいたところ「うん、まだ無理だね。20分しか使えない。12月初旬からかな」と答えてくれました。

  • たしかに、キングスはケガ人が多いですね。特に、フォワード軍団の安養に対してキーマンとなるはずだった小菅直人のケガは痛かったです。
    公式サイトによると小菅や菅原洋介は今週末の試合に出られるようなので安心しました。

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