キングス2012-13シーズン報告会

2013年5月25日(土)、イオン南風原ショッピングセンターで行われたシーズン報告会の模様をレポートします。
文字数制限のある新聞や雑誌ではコメント全文が載ることはありませんが、当ブログは文字数制限が無いので、コーチや選手のコメントを可能な限りそのまま掲載します。なお、全コーチと全選手が勢ぞろいするのはこのイベントが最後となりました。

[遠山向人ヘッドコーチ コメント]
皆さん、こんにちは。
今シーズン、琉球ゴールデンキングスで指揮を執らせて頂いた遠山です。大きな声援をありがとうございました。
チームは残念ながらプレーオフで敗退してしまいまして、望むべき結果に到達することは出来ませんでしたけれども、レギュラーシーズン素晴らしい成績を残すことが出来て、これはチーム、スタッフ、選手の頑張りと、ここにいらっしゃる、そして沖縄中すべてのブースターのおかげだと思っています。
今シーズン、キングスとしては様々な経験が出来たシーズンだったと思っています。良い勉強であったり、素晴らしい勝率を残すことが出来て、今までと違ったバスケットをして、今までに無い負け方もしたシーズンだったと思います。
何を言いたいかといいますと、今シーズンのあらゆる経験を糧に、キングスはもっと素晴らしく、もっと勝ち進んでいくチームになると信じています。今までも最強だったキングスでしたが、今までに無かった色々な経験を出来たことで、来シーズンは本当に手が付けられない、凄いチームになるのではないかとハラハラしています。
これからも、もっと素晴らしいチームになる琉球ゴールデンキングスの応援をよろしくお願いします。本当に皆さん、ありがとうございました。

[与那嶺翼キャプテン コメント]
皆さん、こんにちは。
まず初めに末吉社長をはじめ、イオン琉球関係者の皆さん、こういう会を設けて頂き、誠にありがとうございます。そして、お忙しい中お集まり頂いた皆さん、本当にありがとうございます。
さきほど遠山ヘッドコーチからお話しがあったのですが、自分たちが目標としていたところには届かなかったんですけれど、自分たちがやってきたバスケットが間違っていないということは、プレーオフの第2戦で見せることが出来たと思っています。
1シーズンこのメンバーと一緒に戦ってきたことに胸を張って、今後の人生においても凄く良い経験になったと思います。また、シーズン通して自分たちを支えて下さった皆さんが、力強い応援を僕たちに送ってくれたので、最高の舞台でプレーさせて頂きました。
来シーズン、自分たちが目指すべきところに向けてしっかりと練習を積み重ねて、今シーズン出来なかった物を掴みに行きたいと思っています。
本当に今シーズン、多大なるご声援をありがとうございました。

ヘッドコーチとキャプテンの挨拶の後、選手とファンとの質疑応答が行われました。印象に残ったものをいくつかピックアップします。
[アンソニー・マクヘンリーへの質問]
――来シーズンへの意気込みをお願いします。
来年のことを考える前に、まず自分がどれだけ成長できるか。インテンシティを高めることが出来るか。そして、お客さんがハッピーになれるかを考えています。

[与那嶺翼への質問]
――私はバスケをとっても愛しています。娘にもぜひやってもらいたい。皆さんもお子さんにバスケをして欲しいと思っていますか？
もちろん、一人でも多くの子供たちがバスケットをして、キングスのこれからの発展に向けてやって欲しいと思っています。自分たちも子供たちの模範となれるように、それに近づけるように頑張っています。

[小菅直人への質問]
――ドリブルが高いんですが、低くするにはどうしたらいいでしょうか？
バスケットボール自体が反復の多い競技なので、ドリブルもそうだしシュートもそうだしパスもそうなんですけど、日頃の練習が試合に出ると思うので、日頃の練習で低くドリブルを突けるように腰を落として膝を曲げて練習をしてみたり…。
僕個人の意見ですけど、別にドリブルが高くても、相手に取られなければ何の問題も無いので、ボールの隠し方だとか体の使い方を覚えれば、もっともっとバスケットボールが楽しくなると思います。

[菅原洋介への質問]
――プライベートで、遊びに行ったりしますか？
そうですね、遊びというよりは日々トレーニングなので、日頃から遊びはもう毎日筋肉を追い込んでいます。