キングス 80(9-12.30-14.22-10.19-22)58 岩手
【スターティング5とマッチアップ】
14岸本隆一(176cm) – 33与那嶺翼(173cm)
6金城茂之(183cm) – 7木村実(185cm)
9小菅直人(187cm) – 8月野雅人(178cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 21ローレンス・ブラックレッジ(207cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 42ジーノ・ポマーレ(203cm)
【観戦記】
ディフェンスはお互いにオーソドックスなマンツーマン。開始2分で金城茂之がカットインからのバスカンを決めて会場を沸かせますが、それ以降はお互いにシュートが決まらず重い展開となります。
試合が動いたのは第2Q。キングスはこのクォーターのスターターに外国籍選手3人+山城吉超+ガードを起用します。体格的には外国籍選手が4人いるような状況ですから、必ずどこかでミスマッチが生じます。スクーティー・ランダルに対して岩手は日本人選手をマッチアップさせてきたので、そこにボールを集めてインサイドを攻め立てます。たまらずヘルプに寄ったところを今度はパスアウトして小菅直人が外からズドン。キブエ・トリムのスティールからワンマン速攻も飛び出し、キングスが一気にリードを奪いました。
今日のキングスの課題としては、1線のディフェンスが簡単に抜かれていたところ。ボールマンプレッシャーを強めたところをカウンターで抜かれる場面を何度か見ましたが、岩手のシュート成功率が低かったので、それに救われる形となりました。
岩手としては、オフェンスリバウンドを取られ過ぎで、セカンドチャンスからの失点が多かったです。ディフェンスの終わり方が悪いため、良い形でオフェンスにつなげることができず、今日は最後までリズムを掴めないままでした。
キングスもまた納得のいく試合ではなかったようなので、一夜明けて、明日はまた違った展開になると思います。
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