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【大みそか】2013年、最も印象に残った写真

今年もバスケつながりでいろんなところへお邪魔しました。沖縄本島内はもちろん、八重山、岩手、宮城、栃木、東京、神奈川…。行く先々でいろんな写真を撮った中で、最も印象に残った一枚をご紹介します。
ライアン・ブラックウェルと友利健哉
およそ1ヶ月半前の11月17日(日)、横浜市文化体育館で行われた群馬-横浜戦終了後の一幕です。熱い抱擁を交わしているのは群馬のライアン・ブラックウェルHC(当時)と友利健哉キャプテン(佐良浜中→中部工→専修大)。
この一枚を撮るに至った背景を以下に記します。
昨シーズン(2012-13シーズン)の群馬は成績が低迷し、開幕からわずか1ヶ月でHC解任と大なたを振るいます。後任のライアンHCがその後の指揮を執りましたが、彼の目指すバスケを浸透させることができないままシーズンを終えました。
そして迎えた2013-14シーズンは、ライアンHCにとって2シーズン目で勝負の年。司令塔の健哉くんはキャプテンに就任し、また地元出身の小淵雅を獲得して上位進出を狙います。
しかし、蓋を開けてみると開幕から11試合を終えた時点で1勝10敗。開幕戦で勝利した後に10連敗を喫してしまいます。
続く12試合目の対戦相手は、昨シーズンのチャンピオンチームである横浜。第1Qでいきなり健哉くんが3Pシュートを4本沈めて(しかも成功率は4/4の100%)イニシアチブを取ります。そして試合終盤の勝負どころでも再び3Pシュートを決め、72対69と僅差で勝利を収めました。長い長い連敗のトンネルを抜け出し、遠路アウェイまで応援に来ていた群馬ファンの方たちの中には涙を流している方もおられました。
そして、冒頭の写真の光景となります。
今となってはライアンHCが解任されてしまったため、この光景を撮ろうと思っても撮れないわけですが、「1勝」することの重み、そしてそのためにコーチや選手がどれだけ水面下で汗を流しているかを表した写真だと思います。
ライアン・ブラックウェルと友利健哉
本年もありがとうございました。
バスケットボールを通じて、たくさんの感動に出逢うことができました。
2014年もよろしくお願い致します。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • さばにさん あけましておめでとうございます。友利選手の情報ありがとうございます。

  • あけまして、おめでとうございます。
    この記事に 「いいね」ボタンがあったら何万回押したことか!!
    新年早々素敵な記事をありがとうございます。

  • 新年明けまして おめでとう ございます♪
    今年も宜しくお願いします。
    日頃からバスケ関連の情報や所感を楽しく見させてもらい 感謝しています♪
    写真 自分の良い記憶になりそうです!
    これからも 楽しみにしています。

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