MENU

【所感】キングス-新潟アルビレックスBB(4/5)

キングス 68(14-19.13-15.22-22.19-23)79 新潟
【スターティング5とマッチアップ】
#4狩俣昌也(178cm) – #11藤原隆充(184cm)
#6金城茂之(183cm) – #32池田雄一(191cm)
#9小菅直人(187cm) – #20ナイル・マーリー(193cm)
#2ドゥレイロン・バーンズ(194cm) – #1トーマス・ケネディ(201cm)
#50ジェフ・ニュートン(205cm) – #23佐藤公威(187cm)
【観戦記】
「スモールラインナップであることを武器にする」という点で、沖縄でプレーする全ての選手に見てもらいたい試合でした。
それを逆に沖縄のチームがやられてしまったからです。
#5アンソニー・マクヘンリーを怪我で欠くキングスと、今シーズン残り試合すべてを外国籍選手3人で戦う新潟。事情は違えど、共に苦しい台所事情で迎えた一戦は新潟がイニシアチブを取りました。
キングスのスタメンガード・#4狩俣に対して新潟は#20マーリーがマッチアップしてプレッシャーをかけます。さらにオールコートの2-2-1プレスでフロントコートからプレッシャーをかけ、スモールラインナップの新潟はゲームをアップテンポに進めます。
キングスはメンバーチェンジし、#3並里成、#14岸本隆一、#32山内盛久、#9小菅、#2ドゥレイロン・バーンズのスモールラインナップで応戦しますが、結果として新潟の土俵で戦ってしまいました。#54キブエ・トリムを擁するキングスはインサイドでイニシアチブを取れるはずでしたが、新潟の“そうはさせない”戦略が活きました。
#50ジェフがコートに出ている時間帯は180~190cmの日本人選手にマッチアップすることになり、キングスは平面のミスマッチを避けるために慣れないゾーンディフェンスを敷く時間が長くなります。そうすることで、新潟のシューター#32池田や#13小松秀平が伸び伸びとシュートを打っていました。
#5マクヘンリーを欠くキングスの得点源は#2バーンズのペネトレイトですが、第2Qは新潟のゾーンディフェンスがハマり、バーンズのインサイドへ切れていくプレーを封じます。
新潟のキープレイヤー、#20マーリーは23得点14リバウンドの大活躍。しかし、今日はレフェリーの笛が軽く、マッチアップした#9小菅や#3並里にはアンラッキーな面もありました。
明日も同じレフェリーが笛を吹くでしょうから、ここをどう適応していくか。そして、明日はいかにしてキングスの土俵でプレーし、ストロングポイントを出していくかが鍵となります。

よろしければシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 前半各Q事にファールオーバーはいただけませんね。
    フリースローあげすぎですよ。
    新潟の方が果敢にインサイドアタック
    仕掛けていてそら新潟ペースになりますよね。
    キングスももっとそういう積極性がしいですね。
    日曜に期待します。
    て言うか新潟は朝から雪降ってますけど。

目次