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【所感】キングス-京都ハンナリーズ(5/24)

キングス 74(18-17.20-10.19-16.17-13)56 京都
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #9綿貫瞬(178cm)
#6金城茂之(183cm) – #12デイビッド・パルマー(201cm)
#9小菅直人(187cm) – #7薦田拓也(190cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #1岡田優(184cm)
#54キブエ・トリム(209cm) – #54クリス・ホルム(212cm)
【観戦記】
立ち上がり、キングスは持ち前のアグレッシブさが影をひそめ、引き気味のディフェンスを敷きます。
また、レギュラーシーズンとは異なり、#5マクヘンリーがマッチアップしたのは#7薦田ではなく#1岡田。すると、#7薦田の3連続得点を許してあわてて#5マクヘンリーがマッチアップし始めます。序盤はキングスが後手に回り、開始3分で2対8と6点のビハインドを背負います。
流れが変わったのは第1Q 02:51、#3並里成、#14岸本、#32山内盛久、#2ドゥレイロン・バーンズ、#5マクヘンリーのスモールラインナップでトラップディフェンスを仕掛けると、京都のターンオーバーを誘い一気に逆転に成功。
タイムアウトを取った京都・浜口炎HCの指示は、キングスのチームファウルが4であることを指さしながら「相手はファウルできないんだからプレッシャーに負けるなよ」。なるほど。
第2Qもじわじわとリードを広げるキングスに対し、03:48、京都は再びタイムアウトを取ります。が、タイムアウト明け最初のインバウンズパスを#32山内がスティール、#2バーンズの3ポイントシュートにつなげます。次のオフェンスでも#32山内が3ポイントシュートを沈め、36対23とリードを二桁点差に。既に前半の60秒タイムアウトを使い切っていた京都は、やむなく20秒タイムアウトを取りました。
僕はここがこの試合最大のビッグプレーだったと思います。最終的に京都は26のターンオーバーを重ねましたが、相手のミスを確実に得点につなげたキングスの決定力が光りました。
京都としては、元NBAプレイヤーの#23エドウィン・ユービレスの得点がゼロだったことが誤算でした。
対するキングスは切り込み隊長・#14岸本がファウルトラブルに陥り得点ゼロ。しかし、#3並里がポイントガードとして冷静に試合をコントロールし、ファイナルへと駒を進めました。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 有明はたちあがりが難しいですね。
    経験の差が顕著に出る感じがします。
    思えば初の有明は皆カチカチでしたね
    岸本選手も今日はやってくれるでしょ

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