インサイドを攻め立てる#5アンソニー・マクヘンリー
キングス 83(26-17.10-12.17-22.30-17)68 信州
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #6齋藤崇人(184cm)
#6金城茂之(183cm) – #24鈴木大(183cm)
#9小菅直人(187cm) – #25仲西翔自(190cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #9パトリック・サンダース(198cm)
#4アンソニー・ケント(208cm) – #34モハメド・アブカー(208cm)
【観戦記】
キングスは#5マクヘンリーと#9小菅を中心に攻撃を組み立てていました。
#5マクヘンリーがボールを持っている時のオフェンスは、おそらくフリーランスだったと思います。#5マクヘンリーがペネトレイトをすると、対戦相手は(信州に限らず)ディフェンスが収縮するので、そこからの状況判断で得点につなげます。
#9小菅に対しては、ナンバープレーでシュートチャンスを作り出していました。1-4の陣形でスタートし、#9小菅(もしくは#32山内盛久)がスクリーンを使いながらボールを受け取るセットオフェンスです。ポイントガードが2本指を立ててナンバーコールをすると、このセットオフェンスが始まりますので、#9小菅ファンの方はお見知りおきを。
第2Qの早い時間帯に#5マクヘンリーが2つ目のファウルを犯し、ベンチに下がりました。今日は#54キブエ・トリムが欠場のため、#5マクヘンリーのファウルトラブルにはヒヤリとしましたが、#8大宮宏正が苦しい時間帯をよくつなぎました。
信州は#13俊野達彦や#33楯昌宗といったクイックネスのある選手を要所で起用しながらトラップディフェンスを仕掛け、終盤まで粘り強く食らいついていました。
信州は第4Qの途中、3点ビハインドの場面でゾーンをやっていました。その後、ベンチからマンツーマンに戻すよう指示が出たのですが、それがチーム全体に伝わらないままちぐはぐなディフェンスをしてしまい、その間にキングスに連続得点されて一気に8点差まで離された場面がもったいなかったです。
正月ゲームのハーフタイムに獅子舞
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コメント
コメント一覧 (2件)
いつもブログ拝見しています。勉強になります。
今年も楽しみにしています。
今シーズンの小菅選手は
調子の波が激しい印象があります。
シュートが昨シーズンほど入らない、、、ということより、
パスミス等のターンオーバーが気になります。
素人目には小菅選手個人の問題なのか、
パスを受ける側の選手きっかけのターンオーバーなのかよくわからないのですが、
さばにさんは小菅選手に限らず今のキングスに何か気になることはありますか?
小菅選手の粘っこいディフェンスも好きですが、
昨シーズンまでのようなチームに勢いづける3pシュート連発の復活を期待したいです。
こんにちは。
小菅選手はレイアップシュートをポロリと外す場面もあり、今節はミスが目立つ結果となってしまいましたね。
個人的にキングスの気になる点ですが、今シーズンのチームのテーマは「ワクワクドキドキ」ですので、もっとアップテンポでどんどん速攻を狙うスタイルのバスケットをやって欲しいと思っています。