さばにの酒場放浪記（長崎編）

2015-2016シーズンからbjリーグへの参入が決定している長崎県。長崎というと、ちゃんぽんとカステラくらいしか知らなかった私でしたが、こんなに美味しいものがたくさんあるところだったとは！
昨秋の国体の時に食べたご馳走の数々をご紹介します。

那覇空港→長崎空港へ向かう飛行機の窓から。熊本の天草の上空だと思います。日差しが海面を照らして幻想的でした。

長崎市の思案橋ラーメンで、とりあえずビール。らーめん屋だけどおでんもあるので、おつまみに牛すじをチョイスしました。
ああ、明るいうちから飲むビールってなんでこんなに美味しいんだろう。「軽い罪悪感」という名の最高の肴。

皿うどん – 思案橋ラーメン
正直、皿うどんの麺なんてどこも同じだろうと思っていましたが、長崎で食べた皿うどんは店ごとに麺の揚げ方や香ばしさがまるで違っていました。

ビールと皿うどんを平らげて外に出たところで歌手の前川清さん（長崎県出身）とすれ違ったんですが、後日たまたま見ていた旅番組にオレ映ってました（爆）

九州に来たらホルモンを食べると決めているので、ホルモン清香園でマルチョウを所望。
え？おひとり様で焼肉？
ぜんぜん余裕ですが。

白肉だけでなく赤肉も摂らなくちゃね。ここでカルビ登場 – ホルモン清香園
手塩にかけて育て上げた（焼き上げた）焼肉ちゃんたちを、誰に奪われることなく独り占めできるこのシアワセ。

シメはらーめん点（TOMORU）
上にかかったマー油が香ばしい。しかも安い。やっぱり九州はらーめんのクオリティ高いです。

秘密のケンミンSHOWで紹介された梅月堂のシースケーキ。
ふわっふわの生クリームの上にピーチとパイナップルが乗っています。「かるっ、うまっ」って感じで何個でも食べられます。実際、ペロッと二個食べました。お取り寄せもできるようでオススメです。

稲佐山の夜景。
基本、旅先の「○万ドルの夜景」って触れ込みは信じてないんですが、長崎の夜景は本当に綺麗でした。
え？おひとり様で夜景？
ぜ、ぜんぜん余裕ですが（←涙拭けよ）

五島列島特産の五島うどん。麺はうどんと言うにはかなり細くて、太めのそうめんという感じ。あご（トビウオ）の出汁で頂くのがポピュラーなようです。

吉宗の名物・茶碗蒸し。吉宗と書いて、よっそうと読みます。
と、偉そうに書いてますが、現地でヨシムネと読んで長崎の人から指摘されました。
ドンブリサイズの茶わん蒸しの中には海老や鶏肉、カマボコ、銀杏といった定番具材のほか、麩やアナゴ（！）も入っていました。ふんわり食感とやさしいお出汁に癒されます。

昭和初期に建てられたという吉宗本店の外観です。入店時に拍子木を鳴らしてくれて、気分は完全に時代劇。

ちゃんぽん – 天天有
事前に「長崎で食べるちゃんぽんは好き嫌いがあるよ」と聞いていましたが、嫌いな店は一つもありませんでした。野菜たっぷり旨みぎっしり、ちゃんぽんLOVEです。

ハトシ – 宝来軒別館
ハトシは卓袱料理のひとつで、海老のすり身を油で揚げたもの。長崎では学校給食のメニューになるくらいメジャーな料理なんだとか。海老のぷりぷり食感がやみつきで、今回の旅で最も気に入った料理です。ぷりぷりまいうー。

いつしか思案橋横丁は大人の時間になってまいりました。

刺し盛り – いわしや
刺身に醤油と酢味噌がついてきて、「いわしは酢味噌が合いますよ」と教えてもらいました。沖縄も酢醤油や酢味噌で刺身を食べますよね。そのへんの食文化は似ているのかな。
皿の中央に鎮座しているのはウチワエビです。甘みが強くて、個人的にはイセエビよりも美味しいと思います。

馬刺し – イナカヤ食堂
熊本の隣なので馬刺しを提供する店はたくさんあるだろうと踏んでいたのですが、長崎には意外に少ないそうで、その中の一店と巡り合うことができました。
ワタクシ、牛肉よりも馬肉派です。奥にあるのはさわら西京焼きと、水いかの刺身。

シメのまるしんらーめん。久留米らーめんだそうです。ここも安くて旨かった。

コンビニのビシッとした陳列っぷりに感服！
棚の後ろにロボットいるんじゃないの？

自分用のお土産は福砂屋のカステラです。長崎土産はこれ以外考えられません！