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【観戦記】琉球キングス-京都ハンナリーズ(3/29)

キングスが残り6分、13点差をひっくり返して首位京都にリベンジ
大宮宏正
#8大宮宏正が要所で活躍し、チームを勝利へと導いた
キングス 70(18-14.13-18.16-21.23-13)66 京都
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #8村上直(179cm)
#6金城茂之(183cm) – #12デイビッド・パルマー(201cm)
#9小菅直人(187cm) – #33内海慎吾(188cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #9綿貫瞬(178cm)
#54キブエ・トリム(209cm) – #2レジー・ウォーレン(202cm)
【観戦記】
京都は昨日の試合で活躍した#8村上がスタメン出場。対するキングスはスタメンに変動なしで、私も変える必要はないと思います。
試合は九分九厘、京都のペースで進みました。#17日下光や#7薦田拓也が活躍し、日替わりのヒーロー誕生の予感。昨日の試合で#3並里成にマッチアップされたところからリズムを崩した#32ライアン・フォーハンケリーも、今日は高さのミスマッチを突き得点を量産します。#42ケビン・コッツァーのポストアップからのアシストも効果的に決まり、キングスは終始劣勢でした。
昨日の試合でボールを持ちすぎてしまった#2ドゥレイロン・バーンズは、その反省からかチームオフェンスに徹します。しかし、バーンズは自分がボールを持つことでリズムをつかむ選手。コーチは辛抱強く起用を続けるものの、怪我明けの影響からか最後まで調子を取り戻すことができませんでした。
13点差がついた第4Q残り6分、流れを変えたのはエースの#5マクヘンリーでした。
そして、#8大宮がハッスルプレーで#12パルマーを封じたことも大きかったと思います。
試合残り時間10.8秒、68対66でキングス2点リードの場面。岸本のフリースローが2投とも外れて(それも問題だけど)リバウンドボールが京都#12パルマーに転がりました。
そこからパルマーはドリブルで中央突破を図ります。パルマーは昨日の試合で決勝シュートを決めた選手。その脅威的なクラッチ力は疑う余地のないところです。
しかし、その高いバスケIQが災いしたか、左コーナーでワイドオープンになっている選手を見つけてしまいます。結果、そこへパスをさばいて3ポイントシュートを打たせ、アウト。結果論ですが、このシュートが外れたことで、キングスが勝利を拾いました。
キングスと、そのファンとしては、パルマーにシュートを打たれることが怖かった。
残り時間わずかで2点差。そしてなんといっても「パルマーがボールを持っている」というシチュエーションですから、キングスの選手が苦し紛れにファウルをすれば同点。あわよくばバスケットボールカウントで逆転。パルマーがこの局面でフリースローを落とす選手でないことは周知の事実で、パスをしてくれたことで助かりました。
この2戦で得たデータは両チームにとって大きく、プレーオフでは更に厳しい戦いになることでしょう。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 岸本選手のフリースロー2本外しの前のプレイ。
    何故レイアップに行かなかったのか?あれが問題。
    ウチのおかんが金切り声をあげて怒ってましたよ(笑)

  • はるさんの内容に1票…
    あそこはレイアップに行って欲しかったけど、どうなんでしょうか。
    やはりブロックされてしまうものでしたか?
    さばにさんの見解を聞いてみたくてコメント失礼しました

  • 試合残り時間15秒でトリム選手がスティールし、ボールは岸本選手の手へ。キングス2点リード&マイボールで、時間を使い切れば勝てる場面。ガードの岸本選手はストーリングを開始した、という認識です。
    ただ、相手がファウルゲームに来ることが分かっていたので、ボールを回して時計を進めたかったですね。

  • よく勝ちましたね!
    スイープされたなくてよかった。
    どんな形であれ勝ててよかった!
    やはりゴールに向かうマクヘンリーはいいですね!
    どんな手をつかってでも
    キングスには連覇してほしい?

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