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【観戦記】琉球キングス-大阪エヴェッサ(4/24)


キングスがレギュラーシーズン最終戦を快勝
万全の態勢でプレーオフへ!

キングス 90(26-20.14-15.22-9.28-27)71 大阪
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #9綿貫瞬(178cm)
#13津山尚大(180cm) – #1今野翔太(182cm)
#31喜多川修平(185cm) – #18相馬卓弥(182cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #21ローレンス・ブラックレッジ(207cm)
#30イバン・ラベネル(204cm) – #22ディアンジェロ・ハミルトン(203cm)
【観戦記】
キングスとしては、今シーズン最も采配の難しい試合だったかもしれません。
大阪は勝てば西地区4位キープでプレーオフ1stラウンドのホーム開催権を獲得、負ければ6位まで順位を落とすというシーズン最後の“勝負駆け”の試合です。当然勝利が欲しい。
対するキングスは、勝っても負けても順位に変動がない試合です。ここで無理をして、主力に怪我人が出てプレーオフに出られないというのが最悪のシナリオ。実際問題、同じ状況下にある他チームで、主力を温存して試合をしているところもありました。
しかし、もし今日キングスが負ければ3連敗でプレーオフに突入することになり、ホーム最終戦を勝って終わりたい。でも選手に怪我はさせられない。疲労も残したくない。
こうした難しい状況下で、キングスが快勝した試合でした。
コーチ陣からすると、黙っていてもディフェンスを引き付けてくれる#31喜多川と#5マクヘンリーを下げるタイミングは難しかったと思います。しかし、怪我の功名というべきか、喜多川が1Qで2ファウル、マクヘンリーが3Qで3ファウルを犯し、ベンチに下げる口実ができました。
二人がベンチに下がっても相手に流れを渡さなかったのは、キングスのチーム力と思います。
#13津山尚大は3ポイントシューターっぽい扱いになっていますが、学生時代のレブロンっぷりを知る者としては、力強いドライブこそ彼の真骨頂。大阪の外国籍選手をかわしてレイアップを決めたプレーは「これぞ、津山」と感じました。
#8大宮宏正はシーズン中盤、積極性が感じられない時期がありました。ゴール下の優位な位置でボールを持っているにも関わらず、リングから遠ざかるようにシュートを打ち、外す場面が多かったからです。197cmの和製ビッグマンがゴール下の優位な位置でボールを持ったならばグイグイ行ってくれよというのがファン心理で、この大阪戦ではまさにそれをしていました。
#2ドゥレイロン・バーンズは、3ポイントシュートこそ1本しか決まらなかったものの、ドライブでインサイドを攻め立て、相手の主力選手をファウルトラブルに陥れました。
プレーオフへ向けて、残る懸念は#6金城茂之の復帰時期のみ。
bjリーグの最終シーズン、キングスを1年目から支えてきた“シゲ”がファイナルMVPを獲得してキングス優勝!こそが、私の願いです。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 津山くんは3ポイントも魅力ですが、やっぱりゴールに向かって突き進むドライブがいちばん津山くんらしい!
    さすが琉球のブルトーザー!
    プレーオフも津山くんらしいプレーを期待しています。
    そして、有明のコートに立つ#13を応援するのが私の夢です。
    プレーオフ制して、絶対有明に行くぞー!!

  • シゲさんにファイナルMVPをみんなで後押ししましょう。
    その前にプレイオフ4連勝??
    応援するぞ??有明連れてって~~(((o(*゚▽゚*)o)))

  • 心からキングス愛を感じます? 
    金城選手の大一番の活躍期待します

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