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【観戦記】琉球キングス-京都ハンナリーズ(5/14)

キングスが圧勝でファイナル進出
4度目の優勝へ王手!

キングス 87(28-12.22-19.20-3.17-22)56 京都
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #0瀬戸山京介(187cm)
#6金城茂之(183cm) – #33内海慎吾(188cm)
#31喜多川修平(185cm) – #34籔内幸樹(184cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #1タイレン・ジョンソン(202cm)
#30イバン・ラベネル(204cm) – #42ケビン・コッツァー(202cm)
【観戦記】
立ち上がり、キングスは人とボールが動き続けるオフェンスを仕掛けます。#31喜多川と#14岸本の3ポイントシュートが立て続けに決まり、さらに#30ラベネルのインサイド、#6金城のドライブで内外バランスよく加点し、開始5分で14対8とリードを奪います。
なかなか自分たちのバスケができない京都は、#8村上直と#17日下光を投入し、3ガード仕様で追い上げを図ります。しかし、キングスも#2ドゥレイロン・バーンズを投入し、ドライブからのキックアウトで3ポイントシュートの雨を降らせます。第1Qを終えて28対12とキングスが大量リード。
両チームとも頻繁にメンバーチェンジを繰り返し、第1Qの10分間で計20人の選手がコートに立ちましたが、これには二つの理由があると思います。一つは各選手の調子を測りたいこと。もう一つは、早めにボールを触らせて、有明ファイナルズという特異な雰囲気に慣れさせたいという意図です。
第2Qの京都はゾーンディフェンスを敷きますが、大舞台に強い#2バーンズがいきなり3ポイントシュートを沈めます。続く攻撃では#2バーンズがディフェンスを引き付け、アシストから#5マクヘンリーのバスケットカウント。京都のゾーンを粉砕します。
第2Q残り6分33秒、インサイドの要である#30ラベネルが立て続けにファウルを犯してベンチに下がり、暗雲が立ち込めます。京都は#42コッツァーにボールを集めてインサイドを攻め立てますが、キングスはダブルチームとローテーションでしのぎました。
前半終了時のスコアは50対31。1試合の平均失点が69.5の京都に対し、キングスは前半だけで50点を奪い、19点のリードで試合を折り返します。
後半に入るとキングスはオフェンスを変え、#14岸本に対するハイピックやスタッガードスクリーンを起点にして攻撃を組み立てます。ディフェンスでは24秒オーバータイムを2度誘発し、京都はたまらずタイムアウト。第3Q開始からわずか5分で、京都は後半3回のタイムアウトをすべて使い切ります。
第3Qの10分間で失点をわずか「3」に抑えたキングスは、勢いを加速させます。
36点差を追いかける京都は第4Qからトランジションゲームを仕掛けます。対するキングスは#14岸本、#31喜多川、#5マクヘンリーをベンチに下げつつも、#30ラベネルのダンクシュートや#8大宮宏正のブロックショットが飛び出し、手が付けられません。最終的に31点の大差で勝利を収めました。
キングスとしては、今日の試合で主力を休ませられたことも大きいと思います。さらに、明日のファイナルまでは24時間以上空くため、最高のコンディションで試合に臨むことでしょう。
bjリーグ最多となる4度目の優勝へ、あと1勝です。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • お疲れ様です♪ 前半 山内選手の躍動感が光ってましたね♪   

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