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【観戦記】琉球ゴールデンキングス×秋田ノーザンハピネッツ(12/24)

キングス 96(15-26.24-11.15-17.22-22.20-7)83 秋田 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#32山内盛久(173cm) – #3安藤誓哉(181cm)
#6金城茂之(185cm) – #9白濱僚祐(189cm)
#31喜多川修平(185cm) – #5田口成浩(184cm)
#7レイショーン・テリー(202cm) – #15ケビン・パルマー(198cm)
#34ラモント・ハミルトン(208cm) – #13スコット・モリソン(211cm)
※オンザコートは両チームとも2-1-1-2。
【観戦記】
接戦だったこともあり、両チームの駆け引きが面白い試合でした。
序盤の秋田はハーフコートオフェンスをしますが、流れをつかめないと見るやセンターの#13モリソンを下げてフォワードの#23ディショーン・スティーブンスを投入。と同時に戦術をラン&ガンに切り替えてトランジションゲームを展開します。また、ディフェンスはマンツーマンとゾーンのチェンジングで揺さぶりをかけます。
キングスは前半だけでベンチ入りメンバー全員をコートに送り込み、タイムシェアをしながら我慢の時間帯が続きます。秋田のチェンジングディフェンスの前にインサイドへボールが入らず、#31喜多川頼みの苦しい展開で第4Qへ突入します。
勝負の時間帯になったところで、キングスはアイソレーションから#5アンソニー・マクヘンリーの1on1でゴール下をこじ開けます。するとすぐさま秋田はディフェンスをゾーンに変更し、アイソレーションを使えなくします。
キングスのディフェンスは、#15パルマー(198cm)に対して#5マクヘンリー(202cm)、#23スティーブンス(206cm)に対して#34ハミルトン(208cm)がマッチアップしていました。秋田は#15パルマーに対して#23スティーブンスがスクリーンを仕掛け、スイッチをさせてから#15パルマーがドライブを仕掛けるというプレーをしていました。スイッチ後のディフェンスは、#15パルマー(198cm)に対して#34ハミルトン(208cm)。これでは平面にミスマッチが起きるため、キングスは#34ハミルトンに代えて#7テリーを投入します。
残り時間37秒、キングスは最終盤のオフェンスで再び#34ハミルトンをコートに戻し、ポストプレーからの合わせで同点に追いつきます。続くディフェンスで外国籍選手同士がマッチアップすると再びミスマッチを突かれる可能性があるため、#15パルマーに対しては#16渡辺竜之佑がマッチアップしました。
細かな采配で両チームのつばぜり合いが続く中、各選手が起用に応えて試合は延長戦にもつれました。
延長の秋田のディフェンスはゾーン。キングスは外国籍選手がドリブルで引き付けてからの合わせのプレーで得点を重ね、秋田を突き放しました。

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「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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