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【観戦記】琉球ゴールデンキングス×大阪エヴェッサ(4/23)

キングス 62(8-27.14-11.19-23.21-22)83 大阪 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #17木下博之(178cm)
#13津山尚大(180cm) – #14橋本拓哉(188cm)
#31喜多川修平(185cm) – #1今野翔太(182cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – #55ジョシュ・ハレルソン(208cm)
#34ラモント・ハミルトン(208cm) – #32エグゼビア・ギブソン(210cm)
※オンザコートは両チームとも2-1-1-2。
【観戦記】
昨日の観戦記で、僕は「サイズのないキングスとしては、#55ハレルソン(208cm)と#32ギブソン(210cm)のツインタワーを同時起用されるほうがキツイはず。大阪は序盤でイニシアチブを取るために、第1Qのオンザコート数を1から2に変えてくるのでは?」なんてことを書きましたが、本当にその通りになってて泣きました。
大阪は昨日と比べ、どこでインサイドを攻めるのかが明確になっていました。
そしてディフェンスにも改善が見られました。キングスの攻撃は、相手にスイッチをさせたい、そしてミスマッチを突いてドライブをしたいのですが、大阪はオンボールスクリーンに対してファイトオーバーを徹底し、スイッチによるミスマッチを生じさせません。
ファイトオーバーをすることにより、どうしてもマークマンがボールマンを追いかける形になるのですが、大阪はオフボールのディフェンスのポジション取りが良く、うまく時間稼ぎをしていました。この結果、キングスはドライブでインサイドを攻め込むことができず、ミスマッチもできず、自分たちの攻撃を組み立てることができませんでした。
以上が、キングスが攻防ともにリズムを掴めなかった要因です。
後半のキングスはジッパーカットを織り交ぜつつ反撃を試みましたが、序盤の劣勢を跳ね返すことができませんでした。
ジッパーカットは、キングスのコーチやガードが胸の位置で(洋服の)ジッパーを上下する仕草から始まるエントリープレーです。「Zipper Cut」でネット検索すると様々なバリエーションが出てくるので勉強になります。
今キングスがやっているプレーの基本パターンはこれ↓ですね。ボールとパイプ椅子2つを用意すれば個人練習もできるようです。皆さまのチームの戦術として、採り入れてみてはいかがでしょうか?
【Zipper Cut Ball Screen】
https://www.youtube.com/watch?v=Fet6KuLVcX0

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • やられましたね~残念。
    でも、残りのホームゲームの楽しみ倍増。
    CS出てもなかなか厳しいですが、
    初戦アルバルクとやりたいっす。

  • なかなかの素人の私にもわかりやすいです前日とチームが入れ替わったような感じでした。以前シゲさんが前日と違ったチームになることがあるのでまだ未完成なチームと言っていた。でももう5試合しかないので、頑張ってほしい。団結の力で??
    5戦連勝??

  • レギュラーシーズン残り5戦のうち、4戦がホームゲームという点も燃えますよね。
    開幕前、こんなに白熱した展開になるとは予想していませんでした。ごめんなさい!

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