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bjドラフトあまくま

bjリーグ・ドラフト全体1位指名は元東芝の町田洋介選手。
彼を指名した滋賀レイクスターズは『いずれ外国人選手の出場者数に制限が出来ることを見据えて、日本人選手の強化を図る』とキッパリ言い切っているチームなので、和製ビッグマンの1位指名は納得。エクスパンションドラフトでは地元出身の小川伸也選手を指名しているし、全チームの中で最も意図を汲み取りやすかった。
オーエスジー・・・じゃなかった、浜松・東三河フェニックスは僕が思っていた以上に主力選手が抜けてしまったけれど、あの中村和雄氏が『どんな手を使ってでも優勝したい』とまで言っているのだから、いざ蓋を開けてみればそういうチームを作ってくるに違いない。とりあえず大口真洋選手にプロテクトがかかって良かった。残る心配は北郷謙二郎選手、あなたです。
富山から指名された水戸健史選手や仙台から指名された志村雄彦選手は誰もが納得の人選だしぜひ地元を盛り上げてもらいたい。きっと来季の仙台はモーションオフェンスに磨きをかけてまたプレイオフに帰ってくるんだろうなぁ。富山に至ってはHCの続投決定により既に来シーズンのプレイオフ進出は無いわけだけど、選手には頑張って欲しい。
今年のドラフトで一番のサプライズは、地元出身の齋藤崇人選手ではなく、福岡出身の竹野明倫選手を指名した新潟。対する福岡がドラフト指名無しなのは、地元出身でFA宣言している青木康平選手獲得のためにサラリーキャップに空きを作ってるんじゃないかと勘ぐらざるをえない。
さて、琉球のご指名は菅原洋介選手。
沖縄出身というブランドに固執していたフロントが北海道出身選手を指名するとはずいぶん思い切ったけれど、ガードばかりを寄せ集める悪いクセはまだ治ってないみたい。今現在キングスが有する日本人選手は澤岻、金城、友利、山城、新里、(吉田)と全員ガード。そこにきてドラフト指名で更にガード。どんだけガード好きなんだよって話。
菅原選手を3番で使うっていう憶測が流れてるけど、それはちょっと考えにくい。
外国人選手の出場制限の無いbjリーグにおいて、身長186cmの日本人選手に即席でフォワードをやらせていい結果が出るとは思えない。彼を獲得した理由は『健哉とは違うタイプのガードが欲しかった』ということなんだろう。
琉球のアキレス腱は3番ポジションなんだけど、ここの補強は一体どう考えているんだろう。
無いものねだりだけど、ここに板倉令奈選手を獲得すれば3番ポジションの補強になって、そのうえ法政時代の澤岻とのゴールデンコンビも復活でたちまち魅力的なチームになっちゃうんだけど、彼は名古屋のメルコ・・・じゃなかった、ダイヤモンドドルフィンズに行ってしまうらしい。うわああああん。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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