【展望】琉球ゴールデンキングス－東京アパッチ戦

いよいよインカレが始まり、ウィンターカップの組み合わせが発表され、JBLオールスターのメンバーが決定しました。bjリーグも盛り上がってまいりましょう！
さて、11月29日(土)～30日(日)に有明コロシアムで開催されるアウェーゲームの対戦相手は、昨シーズンの準優勝チーム・東京アパッチです。有明でのアパッチ戦はプレイオフ・ファイナルで再戦する可能性があるため、キングスとしては勝っていいイメージを持ち帰りたいところ。
両チームの予想スターティング５とマッチアップは以下の通りです。

アパッチはディフェンス力のある牧ダレン聡、シューターの城宝匡史、オールラウンダーのジョン・ハンフリー、インサイドの柱であるニック・デービスら、個々の能力が高くバランスも良いです。また、得点力のある青木康平や高さのあるジュリアス・アシュビーがベンチに控えており、選手層も申し分ありません。
ついつい爆発的なオフェンス力に目を向けがちですが、堅実なマンツーマン・ディフェンスも身につけており、特にインサイドで得点することは容易ではありません。加えて、この2連戦はアパッチのホームゲームであり、キングスがぶっちぎって勝つことは難しいと予想します。
2チームの戦力を比較した時に、コーチング力はキングスに分があると見ます。また、アパッチは昨シーズンから主力選手やHCの変動が少ないため、事前のスカウティングではキングスにアドバンテージがあります。コーチ陣が周到に準備を行い、澤岻直人やアンソニー・マクヘンリー（＝マック）、ジェフ・ニュートンといったバスケIQの高い選手がゲームをコントロールすることが出来れば、十分に勝機を見出すことが出来るでしょう。
アパッチ・ブースターの激しいブーイングや微妙なさじ加減の笛もあると思いますが、ブライアン・シンプソンやクリス・エアーがキレることなくプレイタイムを稼ぎ、マックの負担を軽減させることも重要な鍵になりそうです。また、先日の仙台戦でスターターを務め、存在感を示した菅原の活躍にも期待しましょう。
なお、この対戦カードは現時点での東西首位決戦ですが、現時点での順位はあまり意味がありません。目の前の一戦に集中するのみです。
がんばれ、キングス！