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アンディ・エリスとヤオ・ミン

浜松・東三河フェニックスから契約を解除されたアンディ・エリスの動向が気になります。
211cmと長身ながらスリーポイントを得意とし、2007-08シーズンのbjリーグ得点王。おまけにバスケIQが高いため、条件さえ合えばどのチームも欲しがる人材ではないでしょうか。
彼の母校はNCAA Div.?のテキサス工科大。コーチはかの有名なボブ・ナイト氏なので、ファンダメンタルとバスケIQの高さには納得です。
ボブ・ナイト氏というとインディアナ大のコーチというイメージが強く、ジュン安永さんのブログで紹介されたこともありますが、その後テキサス工科大に移り指揮を執っておられました。アメリカバスケ界を代表する名将として有名ですが、今は辞任して息子のパット・ナイト氏が同校のコーチをしています。ちなみに、昨シーズン大阪に所属し3連覇に貢献したマイキー・マーシャルも同校出身です。
エリスはNBAの2002年ドラフトの候補になっていたのか、NBA.comのプロフィールに顔写真付きで紹介されています。ヒゲが生えていないので最初は誰だか分かりませんでしたけど(笑)
Player Profile – Andy Ellis(NBA.com)
2002年のドラフト1位指名選手といえば、今や世界のトッププレイヤーとなった中国のヤオ・ミン。僕が彼のプレーを初めて生で見たのは1999年に開催されたシドニー五輪アジア予選(福岡ABC)でした。
当時18歳だったヤオ・ミンは日本ではまだそれほど知名度がなく、ダラス・マーベリックスから指名を受けていた中国代表のスター選手ワン・ジージーの影に隠れていました。しかし中国から押し寄せたバスケファンからは絶大な人気を誇っており、ヤオの一挙手一投足にはワンへのそれを凌ぐ大声援が送られていました。
大会は当然のごとく中国が優勝し五輪行きの切符を手にしましたが、決勝戦終了後は観客がコートになだれ込んでテンヤワンヤの大騒ぎ。僕もどさくさに紛れてコートに入り込み、ヤオと一緒に撮ってもらった2ショット写真は今でも大切に保管してあります。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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