—– 12月20日(土) ○沖縄 90-88 福岡● [BOXスコア] —–
福岡からすれば、前半の出来の悪さが全てでした。
2Q終了時点でわずか24得点、20点のビハインドをひっくり返すのは至難の業。それでも最後に2点差まで追い上げたことを褒めるべきかもしれません。
福岡のディフェンスはハーフコートマンツーマン/2-3ゾーン/1-2-2ゾーンプレスを併用していましたが、どのディフェンスにも共通していたのはセンターライン付近でダブルチームを仕掛け、バックパスもしくは8秒ルールを狙うこと。しかし、いかんせんオフェンスの終わり方が悪いため、ディフェンスの陣形を整える前にキングスに速攻を許していました。
オフェンスは2イン3アウトで広くスペースを作り出し、エースのマイケル・パーカーがインサイドで伸び伸びとプレーしていました。22得点20リバウンドはさすがです。
キングスとしては、これだけ大量リードを奪いながらジェフとマックをほとんどベンチに下げられないという苦しい台所事情を露呈した試合となりました。後半はマックの運動量が落ちたところをマッチアップのマーリン・ブライアントに狙われ31得点を許しました。
クリス・エアーと金城茂之は相変わらず好調を維持していますが、エースガードが勝負どころでフリースローを決められないことは今後の課題です。
目次