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【結果】キングス-全州KCCイージス戦

全州KCCイージス 93-82 キングス
キングスが公式戦で負けたのは2009年3月29日(日)の大阪エヴェッサ戦以来、実に182日ぶりのことで、その間刻んできた14連勝がここで途切れました。
敗戦から学ぶことがあるといいますが、まさに今のキングスがその状況にあり、木村GMや桶谷HCが繰り返し言っている『おごることなく、謙虚な姿勢』でこの敗戦を受け止め、bjリーグの開幕へ備えることでキングスは更に強くなると確信しています。


KCCイージスはスタメンをベストメンバーで組んできましたが、#6チョ・ウヒョンや#9イム・ジェヒョンといったベンチ組が素晴らしい活躍を見せ、開幕前のこの時期にコーチや地元ファンへしっかりと存在感を示しました。ファンもよく声が出ていて、入場者数2,171人というのが嘘のようです。
一度スピードに乗ってしまった#3チョン・テプンを止められる選手はアジアにはいないのではないでしょうか? 韓国バスケも少しずつプレイスタイルが変わっているなんて話を聞きますが、ここぞという場面での外角シュート力は衰えを知りません。
対するキングスは、菅原洋介や青木勇人が2メートルオーバーの群集に果敢に割って入り、リバウンドをもぎとる姿が印象的でした。そしてダブルチームをされた時のフリーの選手の飛び込み。オンザコート2で得たこれらの経験は、bjリーグ開幕後も外国人選手のファウルトラブルやケガの際に必ず活きてくると思います。
ジェフやマックは、マークされながらもお互いに20点オーバー。勝負どころで#0ハ・スンジンにボールを持たせないディフェンスやピックアンドロールに対するショウディフェンスなど、40分間通して献身的に、オールラウンドな働きでチームに貢献する姿は今シーズンも健在でした。
お互いがホームゲームで持ち味を出し合った2009bj-KBLチャンピオンシップゲームズ。本当に面白いものを見せてもらいました。僕は今シーズンのKBL、断然KCCイージスを応援しちゃいます。もし全州の方がbjリーグを観る機会があったなら、キングスを応援して頂けたら嬉しいなぁ。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • やっぱりホームでの韓国は強かったですね~
    #3チョン・テプンもコンベンで見た時はちょっとセルフィッシュだな~と思ってましたが、なかなか良いアシストを出してましたね。
    キングスは1番、2番のミスマッチがちょっと気になりました。
    3点のチェックには行ってるけど相手は2番ポジションでも190cmオーバーだから止められませんでしたね。
    これはbjの試合でもありえる課題だと思おうので、相手が自分より大きい時はボールをもらさないようなディフェンスをしていかないとこれからも狙われるそうなので要注意です。
    on2でもビック3の存在感はさすがだったので、そこは安心して見られそうですね!!

  • 話は変わりますがさばにさんイチ押しの板倉選手が城宝選手とのトレードで東京決まりましたね。正式契約してない人のトレードはまた波紋を呼びそうですが、
    滋賀戦の楽しみは増えましたね

  • 翼に対しては相手PGがポストアップしてくることもあるでしょうし、ディフェンスは要警戒ですね。
    『板倉令奈←→城宝匡史+ドラフト1順目指名権』のトレードは驚きました。板倉令奈に関しては『優先交渉権』が動いただけなので、今後が注目されますね。

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