キングス(1勝1敗) 81-74 大阪エヴェッサ(1勝1敗)
初戦でワキ・ウィリアムスのいないエヴェッサに敗れたキングス。
2戦目でジェフ・ニュートンのいないキングスに敗れたエヴェッサ。
両者のファーストラウンドは引き分けという印象ですが、ひとつ負けたということよりも、まずひとつ勝てたことを喜びたいです。
ホームで負けないチームを作ると公言していた桶谷HCにとって、ホーム開幕戦での敗北はとても悔しかったと思いますが、2戦目の勝利後は顔をくしゃっとさせて安堵の表情を浮かべていました。
エヴェッサは、45度の位置にいる選手に対してリン・ワシントンがバックスクリーンをセットし、ディフェンスがファイトオーバーするようならばボールマンがステップバックしてシュート、というシンプルなオフェンスを多用していましたが、これが面白いように決まりました。ジョージ・リーチのフックシュートと同様、あれは分かっていてもなかなか止められないと思います。
キングスの課題としては、トライアングル時のボールサイドとウィークサイドのつなぎ。そしてゾーンアタック。
エヴェッサの2-3ゾーンに対し、オフェンスがギャップを突くためには2in3outの布陣を敷き(ポストに2人+トップに1人+45度に2人)、ボールを動かしながら崩していくのが一般的かと思います。
しかし、この日のキングスはジョージをハイポストに据えた1in4out。ポストプレーとペネトレイトでディフェンスを収縮させますが、そこから有効なパスアウトができず、長く重い時間帯が続きました。
4Qにブライアン・シンプソンのアリウープでその重い空気を一気に払拭しましたが、実はあれ、ベンチからの指示だったそうですね。外からの飛び込みに対して、バンプやブロックアウトの責任の所在がはっきりしないことがゾーンの弱点なんですが、そこを突く見事な攻撃でした。
3Pシュートという飛び道具がなかなか決まらないなか、人間飛び道具=ブライアンがボールを腕ごとリングに叩き込んだプレーに会場は一気にヒートアップ。僅差で勝利をものにしました。
また、身長差のある相手に対して、シゲや翼がボールに食らいつき、リバウンドを奪えないながらもチップアウトしてなんとか味方にボールを取らせようとする姿。エヴェッサのキーマン=デイビッド・パルマーに対する洋介の執拗なディフェンス。余計なファウルをせず我慢のディフェンスを見せるインサイド陣・・・
エース=ジェフ・ニュートンを欠くキングスでしたが、それを補うチームプレイで勝利をたぐり寄せました。
目次
コメント
コメント一覧 (5件)
人間飛び道具…


」の掛け声になった時は、感動しました
さばにさん、ナイスです
ブライアンのアリウープ、リーチのフックシュート、マックのブロックショット、ツバサからシーゲーへの速攻などが印象的でした。
ジェフを欠いた中での勝利は大きかったと思います
あと最後の方で、自然に会場全体が「GO!GO!Kings
チームも全員でがんばっていましたし、ファンも昨シーズンから更に進化した気がしましたね。
さばにさんいつも勉強なります。
字で読むことで、バスケ座学の楽しさが!!!
さて
エベッサブースターの熱いエールに対して
キングスブースターのエール合戦
有明を思い出しました。
あの一体感
大阪ブースターがいたからこそですよね!?
あれやられると燃えますわ!
滋賀もあついっすよね~!
来週も楽しみです!!!
あ~今週だ
すいません
眠れず徘徊中
意味のわからんコメント失礼しました
m(--)m
そういえば、次の試合はもう今週末ですね。
滋賀戦も楽しみ楽しみ♪