MENU

【所感】キングス-滋賀レイクスターズ(10/17)

キングス 105-82 滋賀レイクスターズ
今シーズン初の那覇市民体育館。過去2シーズンの主戦場だったこの会場に一歩足を踏み入れた瞬間、なんともいえない懐かしさに包まれました。
体育館入り口の上部に飾られているキングスロゴや、1シーズン目に会場に飾られていた選手の等身大ポスターはキングススタッフが作ったとばかり思っていたのですが、実は那覇市民体育館のスタッフがお作りになったということを後日談として聞きました。
木の椅子は座り心地が悪く、エアコンもなく、フードコートの匂いがコート内にまで充満しているアリーナですが、ここは紛れもなくキングスのホームコートです。
さて、キングスは開幕からホームゲームが6試合続きます。前節は開幕戦である大阪戦、次節は澤岻直人のいる京都戦で、その谷間にあたる今回の滋賀戦は観客動員数が気になりましたが、1906人のお客さんが集まりました。
滋賀は昨シーズンに続き身長の高い選手を多く揃えていますが、#9佐藤浩貴と#2ゲイリー・ハミルトン以外は全選手が3ポイントシュートを打てるのではないでしょうか。
キングスと対戦する時の滋賀は、高さを活かしてインサイドをゴリゴリ削ってくるのではなく、ディフェンスを収縮させてインサイドアウトのパスから確率の高いミドルシュートを決めてくるケースが多いです。昨シーズンはそのプレーから#33ボビー・ナッシュに面白いようにシュートを決められ、敗戦を喫しています。
今日の試合では、211cmの#40ルーク・ゼラーに対してジョージ・リーチをマッチアップさせましたが、外へおびき出して3ポイントシュートを打ってくる選手だと分かってからはジェフをマッチアップさせ、ジョージのマッチアップを#2ゲイリー・ハミルトンに変更していました。
滋賀は新加入の外国人選手が多いぶん、その特徴を掴めず前半のキングスはもたついていたように見えました。
逆に言えば、全選手がbjリーグ経験者であるキングスは相手チームからしてみれば丸裸なんだよね。
ここまでプレイタイムの無かった安史と吉超に出場機会が巡ってきました。昨シーズンまでは安史がコートに出ると彼にボールを集めて3ポイントをぽんぽん放っていましたが、今日はディフェンスやカットインで貢献していました。
10月18日(日)の試合を観に行く方は、どうぞウチワをお忘れなく。

よろしければシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

目次