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【所感】キングス-大分ヒートデビルズ(12/13)

キングス 74-70 大分ヒートデビルズ
菅原洋介
大分が前日の反省を活かしてきました。ジョージ・リーチやジェフ・ニュートンのインサイドプレイをダブルチームで封じ込め、ブライアン・シンプソンに対しては確率の低いミドルレンジからのシュートを打たせるよう仕向けていました。パスに対するローテーションも速く、ボールマンにしっかりとプレッシャーがかかっており、キングスの前半の得点をわずか26点に抑えることに成功します。
逆にオフェンスに関してはやや荒削りな印象を受けました。マット・ロティックがチームメイトから信頼を勝ち取るにはまだもう少し時間がかかりそうです。
キングスは苦しい時間帯を辛抱強く耐え、大分のフォワード陣が個人技に走りだした隙を見逃さずにスティールから速攻。これが第3Qの爆発のきっかけになりました。
昨シーズンまでのブライアンはゾーンを敷かれた時に苦しんでいましたが(ゾーンに切り替わっているのに一人だけハイポストでピックをセットしてたり)、今シーズンはゾーンを苦にしていません。むしろ大好物にしているようにすら見えます。今日の21得点はシーズンハイ。(ちなみにキャリアハイは1シーズン目の福岡戦で26得点)
大分としては、スコアリングリーダーであるリッキー・ウッズが第3Q途中にケガでベンチに下がったのが痛かった。前半あれだけマンツーが機能していたにも関わらず、ゾーンを引っ張った理由は僕には分かりませんでした。
なお、大分公式サイトによると、佐藤公威はインフルエンザ感染のためお留守番、レミントン・チャンと牧ダレン聡は契約解除とのことです。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 牧ダレン聡に関しては、同じポジションにマット・ロティックを獲得したことが影響したのではないでしょうか。
    レミントン・チャンはプレーを見たことが無いので分かりません。

  • あ、ほんとだ。
    四国新聞によるとアジア枠の選手のようですね。

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