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【解説】キングス―富山グラウジーズ戦(1/17)

キングス 76-63 富山グラウジーズ
今日のエントリーのタイトルにいつもの“所感”ではなく“解説”という言葉を選んだのは、桶谷大HCや伊佐勉ACから直接ヒアリングした内容を主体に書くからです。
さて、2,000人を越えるお客さんが詰め掛けたこの試合。会場が小さかったせいもありますが、2階席には立ち見のお客さんもおられましたし、実際の数字以上に入っている印象を受けました。
キングスはスターターにジェフ・ニュートンを起用しました。前日と同じ2-3ゾーンを敷く富山に対し、インサイドを中心に攻撃を仕掛けます。
ボールをフロントコートに運んで、シューターがオープンな状態にも関わらず安易にシュートを打たなかったのは、まずジェフやジョージ・リーチにボールを持たせるところから始めようという決め事があったから。ゾーンを仕掛ける側(相手チーム)の立場で考えて、一番やられたくないのはインサイドを崩されること。だからまずはそこを攻めようと。外からのシュートは所詮水モノなので外しても基本はおとがめなしですが、打つべき場面で打たなかったプレーに対しては口を出すそうです。
ディフェンスに関しては、後ろを守っている選手のカバーリングを信じてボールマンに積極的にプレッシャーをかけることが出来ていました。富山のキーマンである水戸くんを10得点に抑えた与那嶺翼は特に頑張っていました。
土曜の試合のジャッジについて、僕自身が感じた不満を桶谷HCにぶつけてみたのですが、『試合を優位に進めているチーム寄りに笛が鳴ることはあることなので、審判に当たるのではなく、自分たちがどれだけいい流れを作れるか(桶谷HC)』とのことでした。
こういう考え方が桶谷イズムであり、キングスが目指す『品格』の一端なのだと思います。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • さばにさん、相変わらず
    すごい情報網&量!!!
    「オケタニズム」
    勉強になります
    チームのテクニカルの少なさといい
    「己に勝つ」というお題
    サラッとチームに浸透させてるのが
    若いのにスゴイナ~と
    更に感心しました。
    いずれにせよ
    残り半分
    なんとか力を合わせて、怪我なく頑張ってほしいですね!
    し~げ~は術後、大丈夫なのかな?(心配
    いずれにしても
    有明貯金は着々と(ニヤリ

  • 有明貯金!!
    ・・・僕は今回の富山行きでゼロにリセットされました(笑)

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