【観戦記】琉球ゴールデンキングス×京都ハンナリーズ(10/17)

キングス 89(23-18.25-22.22-28.19-26)94 京都 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#3並里成(172cm) – #3伊藤達哉(173cm)
#14岸本隆一(176cm) – #12岡田優介(185cm)
#51古川孝敏(190cm) – #7晴山ケビン(191cm)
#12ジェフ・エアーズ(206cm) – #50デイヴィッド・サイモン(204cm)
#40ジョシュ・スコット(209cm) – #32ジュリアン・マブンガ(203cm)
【観戦記】
今シーズンのBリーグは試合日程が過密で、その合間に高校生の試合を観に行ったりしているので、観戦記を書くヒマがありませぬ。。。
ただ、対京都戦については思うところがあったので、書きます。
この試合に関しては、京都の#50サイモンに34得点されたことよりも、#32マブンガに22得点12アシストとオールラウンドに活躍されたことのほうが深刻でした。
現状のキングス外国籍選手の1on1では#32マブンガを止められないことは明白でしたが、「次の一手」を打つことなく時間が経過し、敗れました。
bjリーグ時代のキングスであれば、小菅直人にエースキラーとしての役割を与えて外国籍選手にマッチアップさせたり、2メートル級の選手にあえて#3並里をマッチアップさせることもありました。
すると、相手の2メートル級の選手はミスマッチを突いてポストアップしてくるわけですが、相手の選択肢を狭めて「ポストアップしてくることが分かって」いれば、対策を打つことができます。少なくとも、今日の#32マブンガのようにシュート・パス・ドリブルを好き勝手やられることは無かったのではないかと。
ディフェンスから仕掛けることで、相手の行動をコントロールする、というような策がなかったので、今日の試合に関して私は観ていて面白くありませんでした。ゾーンディフェンスでごまかすにしても限界がありました。
Bリーグの強化は日本代表チームの強化に直結しなければなりませんが、今シーズンのこれまでのキングスの試合を観ていて、それを感じることがありません。たとえば、#11須田侑太郎が相手の外国籍フォワードを困らせ、イラつかせるようなマッチアップが見たいんだ。