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【所感】キングス-大阪エヴェッサ(2/28)

キングス 80-67 大阪エヴェッサ
前日の試合でふくらはぎをアイシングしていたリン・ワシントンが欠場。大阪のアウトサイドシュートの不調にも助けられましたが、勝ちは価値。ディフェンスを頑張って勝負どころで走って突き放す、というキングスのバスケットで勝利し、対戦成績を4勝4敗としました。
序盤は大阪のペース。開始後わずか3分で菅原洋介がファウル2つでベンチへ下がり、2-10と8点のビハインドでキングスタイムアウト。が、ここから息を吹き返して大阪を5分間ノーゴールに抑えるディフェンスを披露します。
2Qは与那嶺翼、小淵雅、青木勇人の日本人トリオがコートに立ちます。対する大阪も2-3ゾーンや3-2ゾーンを試していて、プレイオフを見据えて使える部分とそうでない部分を探り合っているようにも見えました。
3Qはキングスの3-2ゾーンが機能します。相手のシューターをチェックしやすいうえに速攻に移行しやすいという陣形を利用し、リバウンドからのファストブレイクが面白いように決まります。このクォーターだけで31点を奪い、一気に突き放して試合を決めました。
キングスの課題としては、ケビン・スティンバージがエントリープレーでセットするスクリーンが掛かっておらず、どのチームからもファイトオーバーで楽に対応されてしまっている点が挙げられます。このスクリーンをしっかり掛けて、相手チームがショウディフェンス等の対応をせざるを得ない状況にすることで、ハーフコートオフェンスをより優位に進めていきたいところです。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 金城、ニュートンの飛車角なしの状態から、攻守の要のマックが怪我したら金の駒もなくなった状態のキングスでしたが、本当によく頑張ってくれたと思います。
    浜松戦も気合をいれて応援しましょー♪

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