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bjリーグ、プレイオフへ向けた見どころ

bjリーグはレギュラーシーズンの残り試合が少なくなり、プレイオフ出場権を懸けた順位争いが激しくなってきました。既に有明のホテルを手配しているキングスブースターさんもおられますし、僕自身もぼちぼち羽田行きの航空券を手配する予定。応援するほうも気合い入ってマス!
残り試合数はチームによって異なりますが、最少は大分の8、そして過半数のチームが12試合を残している状況。
東地区は4位争いが熾烈です。現時点で4位の東京が上り調子ですが、6位までのゲーム差はわずか2.0。5位富山と6位埼玉は共にアウェーゲームを多く残している点が気になりますが、三つ巴のバトルは今後さらに激しさを増していくのではないでしょうか。
西地区で最も過酷なのは2位福岡と3位大阪で、両者は直接対決を6試合も残しています。首位を走るキングスとしては、両者がしのぎを削っているうちに勝ち星を積み重ね、少しでもゲーム差をつけたいところです。
昨シーズンのキングスは、レギュラーシーズン終盤に8連勝を記録してプレイオフへ突入しました。連勝中は接戦や劣勢のゲームもありましたが、これらをモノにすることで勝利への絶対の自信を身につけ、優勝までの道を駆け上がっていったように思います。
昨年のカンファレンス・ファイナルで4Qに17点のビハインドを背負った時の心理状態を桶谷HCや伊佐ACに伺ったことがあるのですが、「ちょっと離されすぎたかなという印象しかなかった」と語っていました。また、この場面で出した指示も「いつも通りのことをやろう」というシンプルなものだったそうなので、いかにレギュラーシーズンでの積み重ね(引いては普段の練習の積み重ね)が大事かが分かります。
レギュラーシーズンをいい形で締めくくり、まずはカンファレンス・セミファイナルを沖縄で開催して欲しいと願っています。沖縄のファンの声援をバックにプレーできるというだけでなく、ホームゲーム2試合ぶんのチケット収入がチームに入ってくるわけですから、プレイオフのホーム開催は経営の面から見てもオイシイのです。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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