キングス 98(19-25,23-24,17-18,29-21,10-8)96 仙台
キングスが延長の末に仙台を下し、西地区首位へ2ゲーム差に迫る。通算成績15勝11敗で前半戦を終了。
というわけで、日曜日は勝って1勝1敗の痛み分けとなりました。
仙台は、マック・ホプソン/マイク・ベル/クリス・ホルムの3人の外国人選手が突出しているため、この3人が同時にコートに立つことが出来ない第2Qはキングス有利と見ていたのですが、高橋憲一が見事な活躍でつなぎました。
ホプソンはボールを持ちすぎる印象だったのですが、第3Qに入るとモーションオフェンスでボールをシェアしてキングスに的を絞らせませんでした。ベルもセンターではなく「長身フォワード」としての起用のほうが合っている気がします。大分時代から凄い選手でしたが、今のほうが脅威です。
キングスのように高さの無いチームがディフェンスリバウンドを確保するためにはブロックアウトが重要ですが、ときどき全員がボールウォッチャーになってしまうため、オフェンスリバウンドを取られたり視野のノーマークを作られてしまう時間帯があります。この試合で言えば第2Qの終盤。ゾーンに切り替えて急場をしのぎましたが、今後のディフェンス面における課題ではないでしょうか。
184cmのホプソンにマッチアップしたのは、200cmのカルロス・ディクソン。高さのミスマッチを突いて、ごりごりとインサイドを攻めることで攻撃の起点となりました。周囲のプレイヤーを活かすだけでなく、自らも18得点12リバウンドのダブルダブル。個人的に選ぶこの日のMVPはディクソンです。
デイビッド・パルマーの故障は痛いですが、金城茂之が完全復活。代わって小菅直人のプレイタイムが減っています。今後もチーム内で競い合い、アーリーチャレンジでの補強も見据えつつ、後半戦のキングスを応援していこうと思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
後半戦からはアーリーチャレンジの契約も可能ですね・
デビッドが心配
>rossiさん
パルマ-の肩は心配ですね。
プレイオフまでに戻ってきてくれれば良いのですが。