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【所感】キングス-秋田ノーザンハピネッツ(1/29)

キングス 71(22-20,18-19,14-16,17-11)66 秋田
キングスが氷点下の秋田県大館市でレギュラーシーズン通算100勝目を達成。ディフェンスで揺さぶりをかける秋田に対して高い対応力を見せたものの、フリースローに課題を残しました。
立ち上がりのディフェンスは両チームマンツーマン。秋田のキーマン、セック・ヘンリーにはカルロス・ディクソンがマッチアップ。
序盤の秋田はターンオーバーが多く、キングスは速攻を重ねてリードを奪います。セットオフェンスでは単発のミドルシュートを繰り返しますが、これもよく決まりました。秋田はメンバーチェンジ後ディフェンスをゾーンに切り替えましたが、この意図は僕には分かりませんでした。流れは変わらずキングスがリード。秋田はタイムアウト後、ディフェンスを再びマンツーマンにチェンジ。アントニオ・バークスの連続得点で追い上げて22-20で第1Qを終了。
第2Qの秋田はヘンリーを下げて長谷川誠がポイントガード。ディフェンスはマッチアップゾーンだと思いますが、これをキングスが攻めあぐねて苦戦。40-39とキングス1点リードで前半を折り返しますが、流れは秋田。
第3Qのディフェンスはお互いにマンツーマン。キングスのペネトレイトに対してファウルがかさむ秋田は、ボールマンに対してルーズにマッチアップ。前が空いたキングスは外からの単調なシュートを繰り返し、秋田の思い通りの展開へ。54-55と逆転されて第4Qへ。
2分間のインターバルでキングスはオフェンスを修正。ディフェンスとリバウンドを頑張ってリードを広げましたが、ファウルゲームで得た1and1スローの1投目をジェフ・ニュートン、与那嶺翼、金城茂之がことごとく外して71-66の辛勝となりました。
フリースローを外した選手はあえて名指しにしました。
が、8名で敵地を戦うことによる精神的・肉体的ストレスは計り知れず、それが試合終盤のフリースローの精度に少なからず影響したかもしれない、と擁護したくなる気持ちも半分はあります。
☆ ☆ ☆
会場にはたいへん多くのお客さんが入り、盛り上がっていることがbjtv越しにも伝わってきました。信平優希のハッスルプレーは相手チームながら天晴。
キングスファンとしてではなく、一バスケファンとしての贅沢を言うと、第4Qのクラッチタイムに菊地勇樹のスリーポイントが観たかったです。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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