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【所感】キングス-滋賀レイクスターズ

キングス
5/7(土) キングス 95-79 滋賀
5/8(日) キングス100-87 滋賀
安里幸男先生(前原高)の隣で生解説を聞きながら観戦する、というたいへん贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
キングスは2日間通じてシュートセレクションが良く、とにかくよくシュートが決まりました。特に土曜の小菅直人はフィールドゴール成功率100%(5/5)、チームの3Pシュート成功率も52.2%(12/23)ですからね。
実際これだけアウトサイドシュートが入ると、ファイナル4で対戦するチームはゾーンディフェンスやダブルチームをしにくくなるはず。今後対戦するチームに牽制球を投げる意味でも、いい勝ち方でした。
ディリオン・スニードは、土曜の試合ではリングに向かっていませんでしたが、日曜は改善されていました。202cm/126kgの巨漢選手がゴール下でボールを持ったならば、リングに向かうことこそが相手にとっての脅威。次の大阪戦のキーマンもスニードなので、日曜の調子をそのまま有明へ持って行って下さい。
この2日間で見えたキングスの課題は、ゾーンディフェンスとフリースローかな。イージーなターンオーバーもいくつかありましたが、ターンオーバーを気にして萎縮するのではなく、キングスらしい積極的に前を狙うオフェンスを有明でも見せてもらいたいです。
さて、これでファイナル4に進出するチームが出揃いました。キングスvs大阪、浜松vs新潟と、昨シーズンと同じ顔合わせ。また、結果的にレギュラーシーズン成績上位の4チームが残りました。ファイナル4には澤岻直人や友利健哉、ジョージ・リーチも出場するはずで、沖縄のバスケファンとしては東地区の決勝も見逃せません。
個人的には、金城茂之がプレーオフMVPを獲得してキングス優勝!というのがベストなシナリオです。その瞬間を見るために、今年も有明へ行ってきます。
☆ ☆ ☆
日曜の試合後、キングス木村GMとお話しをしました。第一声が「今シーズンもありがとうございました」と、まるでシーズンが終わったかのようだったので笑ってしまったのですが、「こうしてバスケができて、沖縄での開催試合を無事に全て終えることができたのは、チームを支えてくださるファンの方たちのおかげ」という感謝の気持ちを伝えたかったそうです。
気持ちは有明へ飛んでましたけど、沖縄で行われる試合はもう全て終わってしまったんですね…(しみじみ)
ファイナル4進出については、「ようやくスタートラインに立てた(木村GM)」と気を引き締めておられました。王座奪還まであと2つです。
フラッグ
2010-11シーズン西地区1位のフラッグが掲げられました(左端)。
寺下太基
埼玉から滋賀へレンタル移籍した寺下太基は、埼玉のチームカラーである緑色のアームバンドを着けて試合に臨みました。
アンソニー・マクヘンリー
今シーズンのベスト5に選出されたアンソニー・マクヘンリー。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 言われてみれば東地区にもキングスを
    支えた選手が多いですね。
    リーチ&澤岻vs友利・・・
    おもしろそうです(*^_^*)
    ファイナルはおそらくキングスvs浜松でしょうね。

  • 浜松はシーズン通して6敗しかしていないのに、そのうちの2敗が新潟なんですね。イースタンカンファレンスのファイナルも今から楽しみです。

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