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キングス新加入選手(ラーカイ/ミッチェル)

キングス公式サイトにて、2人の新加入選手が公開されています。
ジャーフロー・ラーカイ(203cm/110kg/フォワード/29歳)は、キングスとしては初めてのヨーロッパ(英国)出身選手です。昨シーズンは浜松に所属していたのでどんな選手か知っているはずなのですが、正直、あまり印象に残っていません。
というのも、キングスと浜松は昨シーズン1度しか対戦しておらず、その試合で7得点8リバウンドと数字上は目立った活躍をしていないからです。レギュラーシーズンのスタッツを振り返ってみても、ダブルダブルが4回、シーズンハイが18得点と、際立った数字は残っていません。
しかし、浜松はメンバーチェンジが多いチーム。必然的に各選手のプレイタイムは短くなるわけで、ラーカイがダブルダブルを達成した4試合の1試合平均のプレータイムは25分。裏を返せば、短い時間で結果を出せる選手ともいえます。
レギュラーシーズン全46試合のうち43試合でスターターを任されていたことからも、中村和雄さんの信頼の厚さをうかがい知ることができます。来シーズンはキングスの“縁の下の力持ち”として能力を発揮してくれると予想しますが、それだけにジェフ・ニュートンの復調がシーズンの鍵を握りそうです。縁の下の力持ちは二人はいりません。
カール・ミッチェル(205cm/104kg/フォワード/31歳)は、ルクセンブルグ、ハンガリー、コソボ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、メキシコ、韓国、アメリカ、カナダ…と世界を渡り歩いてきたジャーニーマン。
2009年11月24日に新潟アルビレックスBBと選手契約していますが、1試合も出場することなく12月7日に契約解除されています。理由は「チーム規則ならびに契約内容に反する行動が複数回あり、話し合いを行ったがこれ以上の契約継続は不可能と判断したため」。

キングス公式にも「荒々しい気性ゆえに問題児扱いされることもあるが、チームにフィットした時のプラス効果は計り知れない」と書かれているとおり、この性格面は理解したうえで契約したようです。
かつて、悪童=デニス・ロッドマンという選手がNBAにいましたが、キングスの桶谷大HCがフィル・ジャクソンになるか、それともグレッグ・ポポヴィッチになるか、手腕に注目です。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • ミッチェル・・・・
    期待できますね☆★
    てか
    マック、ジェフ、ラ―カイ、ミッチェル
    の4選手と契約しましたが、
    パルマーはどうなるんでしょうか???

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