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【所感】キングス-大阪エヴェッサ(10/23)

キングス 65(9-15,16-10,10-17,21-14,9-18)74 大阪エヴェッサ
【スターティング5】
キングス:並里、小菅、マック、ジェフ、オコーサ
大阪:青木、竹田、ブラックレッジ、リン、マーシャル
【観戦記】
このところ忙しくて、日曜の試合の観戦記を書くのが木曜になってしまいました。
中3日(笑)
いっそのこと「所感を書くのは勝った日だけ」に方向転換しようかと思ったのですが、後でこのブログを読み返した時に困るので書き残しておこうと思います。
試合後の桶谷HCのコメント「ディフェンスでは大阪相手にいいディフェンスをしたが、オフェンスでの工夫がなかった。昨日のインサイドでの意識が強く、オフェンスが詰まってしまった。今日の敗戦はヘッドコーチの責任と考えている。自分達のバスケットを立て直していきたい。」というのは、何を言わんとしているかなんとなく分かる気がします。
大阪のフィールドゴール成功率を32.4%(24/74)に抑えましたが、キングス自身も31.7%(26/82)と低く抑えられてしまいました。アウトサイドシュートが不調ということもあって、インサイドを攻める意識が強すぎるあまりスペーシングが窮屈になっていました。あれは大阪としては守りやすかったんじゃないかな。
第4Q途中から、3Pシュートも打てるオコーサが外に出てファイブメンアウトの布陣を敷きましたが、スペースが広がったこの時間帯のほうが比較的リズムが良かったです。また、4ファウルのリンのところをもっと攻めても良かったかもしれません。試合後の桶谷HCのコメントは、そういったアイデアをもっと早い段階から出せていれば…という反省の弁だと推測します。
この日の大阪は序盤からディフェンスがアグレッシブで、速攻もバンバン狙っていましたし、何よりターンオーバー数「4」がすごい。キングスは青木康平に対して“ボールを持たせないディフェンス”をしていましたが、並里のファウルトラブルが痛かったです。また、リンにマッチアップできる選手が限られてしまうことも響きました。オコーサには少しずつbjリーグの選手や笛に慣れていってもらいたいです。
それでも、大阪のリバウンド数53に対してキングスは69と、自分たちより大きな相手にインサイドで互角以上に渡り合えたことは大きな収穫でした。2番での起用が多かった盛久を1番で起用したり、翼・盛久・並里の3ガード仕様をしたり、ゾーンを試したり…。第2Qに流れを乱すことの多かったキングスが、その第2Qに同点に追いついたことも敗戦の中の光明。
開幕から4試合を終えて、並里に対しては今後どのチームも対策を練ってくるでしょう。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • さばにさん忙しい中ブログ更新ありがとうございます!バスケ未経験な私にとって さばにさんの所感での分析能力は 私に不可欠なものとなってます。とても 勉強させていただき、よりキングスが大好きになりました!いつか一緒にバスケ観戦してみたいですね~。その後 生の所感を聞いてみたいです。 今週末の京都戦楽しみですね!中村直人さんの年齢以上の経験値の高い素晴らしいプレーも楽しみです。キングスは京都には簡単には勝たせてもらえない印象が強いのですが(┳◇┳) 吹き飛ばすくらいの勝利を見たいですね☆☆☆

  • お忙しい中にブログ更新を感謝します。
    大阪に負けて残念です。ホームは絶対に勝ってほしい。
    応援します。惜しい試合だったね。いつも、ブログを読んでいます。

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