【所感】キングス－滋賀レイクスターズ(11/19)

キングス 79(20-12,20-20,16-20,23-32)84 滋賀
滋賀のゾーンディフェンスにやられました。滋賀は出場停止の外国人選手がおり、選手層が薄く、キングスにインサイドでイニシアチブを取られる中で、ゾーンの選択は苦肉の策だったと思います。しかしそれが結果的にキングスの良さを消すことになりました。
今シーズンのキングスは、アウトサイドシュートが入った試合は圧勝、入らない試合は苦戦を強いられていますが、今日の試合はアウトサイドシュートが決まらず、序盤は優位に立っていたインサイドもゾーンによる数的優位で押しきられました。
試合中盤、並里が“打てば入る”という状態にありましたが、それでもマンツーマンやボックス＆ワンに変えなかったことが、滋賀からすれば勝因のひとつかもしれません。
その“打てば入る”並里が、2番ポジション(積極的に得点を狙いにいって良いポジション)に代わった途端にシュートが入らなくなりました。それぞれ選手のリズムがあるんでしょうね。1番ポジションでボールを長くさわってリズムを作り出す選手もいますし、バスケって難しいです。
小菅は、なかなかトンネルの出口が見つかりません。シゲもそうなのですが、キングスのシューター陣はシュートが決まらないとそれ以外のプレーでも精彩を欠いていくケースが多いように思います。シュートが入らなければ入らないなりにディフェンスを頑張るとか、速攻の先頭を走り続けるとか、“できるところから頑張る”プレーでファンを元気にして欲しいです。
逆に、滋賀のシューター岡田には15点とられました。スクリーンに対してスライドで対応したところを狙い済ましてシュートを打たれているので、スイッチを使わないのであればファイトオーバーか、ショウディフェンスか、明日は何らかの対策が必要と思います。