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【所感】キングス-浜松・東三河フェニックス(2/11)

キングス 80(22-22.19-21.18-13.21-22)78 浜松
【スターティング5とマッチアップ】
#37並里(172cm) – #5友利健哉(177cm)
#9小菅(187cm) – #25仲西翔自(190cm)
#5マック(202cm) – #9ジャメイン・ディクソン(189cm)
#50ジェフ(205cm) – #21ジェフリー・パーマー(203cm)
#1スニード(202cm) – #42ジーノ・ポマーレ(203cm)
※スターターの平均身長:193.6cm – 192.4cm
【観戦記】
第4Q残り16秒に投入されたデイビッド・パルマーが逆転3Pシュートを沈め、死闘に終止符を打ちました。
今日のパルマーは浜松の執拗なディフェンスに苦しめられ、仕事をさせてもらえなかったのですが、最後の最後に大仕事をやってのけました。あれはもはや職人技の粋で、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に彼が採り上げられる日も近いはずです。
浜松は「リスクを負える時間帯に、リスクを負ってでもイニシアチブを獲りにくる」チームで、その時間帯は第2Qに訪れました。206cmの#8太田敦也やベテランの#3大口真洋をはじめ、浜松の日本人選手の能力はリーグ随一です。すなわちオンザコート2の第2Qにイニシアチブを獲れるわけで、ダブルチーム、時にはトリプルチームでトラップを仕掛けてきました。
実際、キングスは第2Q残り3分で33-41と8点のビハインドを背負いましたが、ディフェンスとリバウンドから立て直し、2点差まで追い上げて前半を終えたことがこの試合のキーポイントだったと思います。
後半のキングスは#9ジャメイン・ディクソンのマッチアップを並里に代えてきました。ジェフはインサイドで奮闘していましたし、第4Qオフィシャルタイムアウト直前の小菅のスティールは試合の流れを変えました。まさに全員バスケで掴み取った勝利です。
しかし、浜松の分厚いディフェンス・ローテーションの前にボールマンが孤立する場面も多々見受けられました。ボールを持っていない選手の合わせのプレーが欲しいところです。太田に抑えられてしまったインサイド陣の更なる奮起に期待しますし、ポイントガードの起用法にももっと選択肢があって良いと思います。
つまり何が言いたいかというと、「キングスはもっと強くなれる!」ということ。
今日のゲームで、昨シーズンのMVP=#21ジェフリー・パーマーが黒子に徹していたのは不気味です。ジェフのマッチアップに封じられていたのか、それとも…。
明日は全く違う展開になる可能性も高く、ティップオフを待ちかんてぃーしています。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • さばにさん!所感がおもしろすぎて、おもしろすぎて…
    昨夜は明け方に帰ってきたのですが 所感を読んだら bjTVが気になり眠れず 今試合を見ています。今シーズンのジェフはは何だか頼もしすぎて(*_*)マックもいつも通り頼もしく!
    ただ並里のシュート率が以前よりもおちている気がするのは気のせいでしょうか?心配です。今日の試合 必ず勝って欲しいです!

  • 昨日観に行きました!
    あのパルマーのシュートはやばかったです!アウェーの試合は初めてなのですが、やはり沖縄と違いひとが少ないです。

  • 日曜の試合をまだ見ていないのですが、負けてしまったのですね。くぅぅ!(T_T)
    bjtvで確認しておきます。

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