MENU

【所感】キングス-新潟アルビレックスBB

小菅直人
3/10(土) キングス 64(19-19.15-7.7-21.23-29)76 新潟
僕の知る限り、キングスは2種類のゾーンディフェンスを持っていますが、ボールマンに積極的にプレッシャーをかけるほうのゾーンで前半はイニシアチブを取りました。
対する新潟はアウトサイドからの単調な攻撃が目立ちますが、後半に入るとインサイド主体に切り替えてキングスを攻め立てます。
新潟のインサイドの要=#54クリス・ホルム(212cm/120kg)をファウルトラブルに陥れたにも関わらず、キングスがインサイドを制圧できなかったのは残念でした。相手のフィールドゴール成功率を36.2%(25/69)に抑えながらも敗れたのは、オフェンスリバウンドを拾われてセカンドチャンスを与えてしまったから。しかし、それだけ新潟はチーム全体でリバウンドへ向かう意識が高かったです。
並里成
3/11(日) キングス 89(19-17.23-18.17-20.30-24)79 新潟
続いて日曜日の試合。
勝負どころで飛び出した安史のスティール→3Pシュート。粘る新潟を突き放すマックのバスカン。そして、ラーカイとスニードを同時に起用する「ビッグ2」と、見どころ&盛り上がりどころの多い試合でした。
ベンチからはしきりに「ボールプレッシャー」という指示が飛んでいましたが、ボールマン・ディフェンスが腕二本分くらいの距離を空けて守っているのが気になりました。ドライブ警戒ということなのでしょうが、前が空いたシューターがあっさりとシュートを打って、そして決まるという場面が何度かありました。
桶谷HCも「ボールプレッシャーをいかにして40分間続けられるか。また、その時のリバウンド」と今後の課題を口にしていたので、プレーオフへ向けてキングスはまだまだ強くなると思います。
キングス
ゾーンディフェンスのコミュニケーションとハンズアップ。
アンソニー・マクヘンリー
土曜日の試合を象徴する1枚。パスコースを探しながら首をひねるマック。フラストレーションの溜まる試合でした。
与那嶺翼
ディフェンスから流れを変えた与那嶺翼。
山内盛久
山内盛久。
並里成
新潟のバスケファンから、「キングスはオンザコート4じゃないですか」と言われました。その真意は「並里の身体能力は日本人離れしている」とのこと。たしかに、おっしゃるとおりです。
キングス
We are Kings!!
デイビッド・パルマーの復調については、まだもう少し辛抱が必要かもしれません。

よろしければシェアしてください!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • パルマーどうしたのでしょうか???
    どんな選手にも不調はあると思いますが
    またあの3pを沢山見たいものです(n‘∀‘)η

  • 応援していて、少しずつ応援する自分の安心感が増しているような気がします。
    優勝した年より、年々各チームの力は強くなっているでしょうから、それを上回る強さを堅持するキングスは凄いです。
    パルマーの復調は願ってやみません。プレーオフにシーズン最高のチキングスがみたいものです。

  • みんなの一生懸命の顔が
    カッコイイっすね
    これからも頑張って下さい
    応援しています

目次