キングス 80(16-23.14-19.25-17.25-17)76 三河 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) – #11熊谷航(173cm)
#34小野寺祥太(183cm) – #2岡田侑大(189cm)
#24田代直希(188cm) – #14金丸晃輔(192cm)
#32満原優樹(198cm) – #42クリス・オトゥーレ(211cm)
#40ジョシュ・スコット(209cm) – #54ダバンテ・ガードナー(203cm)
【観戦記】
キングスは#3並里成に代えて#34小野寺がスターターに名を連ねました。外国籍選手は2日連続で#40スコットと#45ジャック・クーリーがベンチ入りし、#4デモン・ブルックスが外れました。三河はスターターに変更なしです。
三河は、キングスのピック&ロールに対してスイッチを多用していました。その上で、ボールマンのドライブを止めて、かつスクリーナーへのパスを遮断するという守り方です。
これをやられると、ボールマンは外角シュートを打つか、スキップパスをさばきたくなるのですが、それこそ三河の思うつぼなので、それを避けるために裏の裏を突こうといろいろ考え過ぎていたことが前半のターンオーバーにつながっていたように思います。
また、ボールの無いところでのプレーなので目立ちにくいのですが、三河はキングスのオフボールの選手に対してバンプでコースを塞ぎ、オフェンスの連動性を断っていました。まだ開幕節だというのに、相手の特徴を調べ上げて対策を打ってくるところが「B1リーグ」の舞台だということを改めて感じました。
ピック&ロールとオフェンスの連動性を断たれたキングスは、後半から攻撃をシンプルにし、相対的に優位に立てるところを徹底的に突いていました。具体的にいうと、ガードの経験値と、#40スコットの1対1です。
Bリーグ元年、当時キングスにいた津山が三河のガード陣にやられたことを、今日は#14岸本と#3並里がやり返していました。
キングスのディフェンス面に目を向けると、今日はダブルチームを多用していました。三河のインサイド陣はパスもうまいのでダブルチームはリスクを伴うのですが、激しく守っていました。また、#1川村卓也の0得点に助けられた部分もありました。
☆ ☆ ☆
試合に直接関係ありませんが、キングスは試合前の選手紹介の順番を背番号順(昇順)に変更しました。ジョーダン世代の私としては、エースを最後に紹介するほうが格好よくて好きだったのですが。。。
それから、ハーフタイムが15分から20分に延びたと思います。
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