キングス 79(23-17.14-20.17-11.25-20)68 滋賀
【スターティング5とマッチアップ】
8与那嶺翼(173cm) – 5小川伸也(183cm)
6金城茂之(183cm) – 18本多純平(190cm)
9小菅直人(187cm) – 24仲摩純平(191cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 0レイ・ニクソン(203cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 19ディオニシオ・ゴメス(203cm)
【観戦記】
「シゲが交代出場したら、スタンディングオベーションで迎えよう」と申し合わせていたんですが、想定外のスタメン出場。良い意味で期待を裏切られました。
キングス最初の得点は小菅。キングス公式にはマックのアシストと書かれていますがジェフです。ジェフと小菅のバックドアプレーは、昨シーズンからのキングスの十八番。
滋賀がディフェンスをゾーンに変えると、素早いパス回しからワイドオープンを作り、シゲが狙い澄まして3Pシュートをズドン。キングスは上々の立ち上がりでイニシアチブを取ります。
第2Qに入り、滋賀がウェイン・アーノルドを投入すると流れが変わります。オフェンスリバウンドを拾われセカンドチャンスでやられるキングスは、ディフェンスを2-3ゾーンへ。3点ビハインドのクォーター終盤、並里がハーフコートブザービーターを決め、37-37の同点で後半を迎えます。
見せ場を作った並里ですが、アメリカへの移動の影響かこの日はいつものキレがなく、ミスも多かったです。その穴を埋めて余りある活躍を見せたのが翼。17得点というオフェンス面での貢献もさることながら、辛抱強いディフェンスで相手にプレッシャーをかけ続けました。
洋介や盛久の“値千金”のリバウンドやルーズは、傾きかけた流れを再びキングスに引き戻しました。特にプレシーズンゲームで何も出来なかった洋介が、少しずつ自分らしさを出せているのは好材料です。
滋賀のオフェンスは「シャッフルオフェンス」というそうですが、フォーメーションプレーも興味深かったです。この日好調のレイ・ニクソンをフリーにするために、スクリーナーを2人立たせてカールカットをする動きは「おおー、JBLだー」とテンション上がりました。
明日の試合は、滋賀のオフェンスリバウンドを抑えること。そして、インサイドでダブルチームを仕掛けられた時に強引な突破を試みてターンオーバーを繰り返した今日の反省を活かしてもらいたいです。
そのためには、(毎度毎度書いてますが)ラーカイの復調が鍵になります。
目次