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【所感】キングス-浜松・東三河フェニックス(2/24)

キングス 78(19-20.13-25.25-14.21-10)69 浜松
【スターティング5とマッチアップ】
37並里成(172cm) – 1大石慎之介(174cm)
32山内盛久(173cm) – 27米澤翼(183cm)
9小菅直人(187cm) – 14ウェンデル・ホワイト(198cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) – 21ジェフリー・パーマー(203cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) – 8太田敦也(206cm)
【観戦記】
昨日のキングスの勝因に並里とテレンス・ウッドベリーの活躍を挙げましたが、浜松はこの2人に対するディフェンスを変えてきました。
並里にはオールコートで当たり、ハイピックに対してはスイッチアップ。ウッドベリーに対しては椎名雄大がフェイスガードで付き、昨日の勝利の立役者2人を封じにきます。
また、浜松のオフェンスは昨日を上回るスピードでキングスに襲い掛かります。第1Qにいたっては、ほとんどのオフェンスが10秒以内に完結していたと思います(ショットクロックが15秒以上残っていたので)。ファストブレイクを仕掛け、多少強引であってもシュートを打ってからのリバウンド勝負。セットオフェンスではホーンを多用します。
対するキングスはジェフが攻撃の基点になります。カットイン、合わせ、ポストプレーと大車輪の活躍。第2Qは代わってジャーフロー・ラーカイがコートに立ちますが、数分の出場で3ファウル。ジェフを休ませることが出来ません。じわじわと点差を広げられ、13点のビハインドで前半終了。
後半も浜松はブレイクで圧力をかけますが、迎え撃つキングスもディフェンスのギアを一段上げていました。タフショットを打たせてディフェンスリバウンドを一発で拾うことが出来れば、ここからはキングスの流れです。
浜松のミスに助けられた部分はあったものの、リバウンドから速攻というキングスらしいプレーが次々に決まり、逆転で勝利を収めました。
☆ ☆ ☆
次節の対戦相手は、ディフェンスに定評のある横浜ビー・コルセアーズです。有明ファイナルズでの対戦の可能性が高いチームに対し、相手の得意分野であるディフェンスとリバウンドで圧倒する試合を期待します。
そのためにも、インサイドの要となるべきラーカイが早々にファウルトラブルになるようでは困ります。

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この記事を書いた人

「バスケットボールマガジン 琉球バスケ王国」や「バスケットボール沖縄」、バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」などに記事を寄稿しています。

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